旅先で見る全国で人気の花火大会厳選6つ

夏休みのシーズンといえば花火大会です。いまごろ家族や友人たちとの旅行の計画を立てているのではないでしょうか。日本の夏の風物詩といえば花火は欠かせません。今回は主に夏休みの時期に開催される全国でも人気の高い花火大会を厳選して紹介します。

音楽に合わせて夜空に大輪の花が咲く！モエレ沼芸術花火

モエレ沼芸術花火とは札幌市東区にあるモエレ沼公園で行われる花火大会のことです。モエレ沼公園は彫刻家のノグチ・イサムが設計したことで有名です。毎年9月の第2金曜日に開催され有料の花火大会であるため5月下旬からチケットが販売されます。観覧料は芝生席が大人3,500円（税抜き）、プレミアム席だと7,000円（税抜き）となっています。見どころは名曲のリズムに合わせて打ち上げられるダイナミックで鮮やかな花火の演出です。一流の花火職人が手がけた直径約30cmもの尺玉が上空170mで直径320ｍに大輪の花を開かせます。人気の高い花火大会なのでチケットの申し込みは早めに行うとよいでしょう。

打ち上げ花火の数は国内最大級！諏訪湖祭湖上花火大会

諏訪湖祭湖上花火大会は長野県の諏訪湖で毎年8月15日に開催されます。打ち上げ花火の数は約4万発もあり全国でも人気の高い花火大会です。県内や全国から約50万人もの見物客が訪れます。プログラムは2部構成となっていて、1部が一流花火師の競技花火、2部が大規模なスターマインで構成された見どころいっぱいの花火大会です。特に有名なのが2部で打ち上げられる豪華絢爛の水上スターマインと大会のクライマックスを彩る全長2kmにも及ぶ大ナイヤガラ瀑布です。空と湖の水面を彩る花火は息をのむほどの美しさです。諏訪湖周辺は四方を山に囲まれているため、花火の破裂音が身体の芯まで反響します。ダイナミックで臨場感あふれる花火で忘れられない夏の想い出を作ってみませんか。

世界一の花火が見れる！ハウステンボス九州一花火大会

ハウステンボス
九州一花火大会は長崎県佐世保市のハウステンボスの敷地内で毎年9月下旬の土曜日に開催されます。約2万2000発もの花火が夜空を彩ります。その規模は西日本最大級といっても過言ではありません。この花火大会では日本と世界それぞれの花火大会を勝ち抜いた超一流の花火師の決勝戦が行われます。ここで世界一の花火師が決まるのです。世界一の花火師が打ち上げた花火を見物できるなんともぜいたくな花火大会なのです。世界一の花火師の華麗な技を見物できるのはここだけです。この時期に長崎を訪れた人は見逃さないようにしましょう。

花火師の華麗な技を競う！土浦全国花火競技大会

土浦全国花火競技大会は、茨城県土浦市で開催される花火師の競技大会です。毎年10月の第1土曜日に開催されます。夏でなく秋に開催される全国でも数少ない花火大会の1つです。全国の花火師が優勝をかけて打ち上げる花火はまさに芸術品といってよいでしょう。空から目を離すヒマがありません。10号玉、スターマイン、創造花火とさまざまな花火が秋の夜空を華麗に彩ります。特に創造花火は他では見ることのできない新作花火にお目にかかれます。夏の花火大会を見逃した人は行ってみるとよいでしょう。

花火の種類が豊富で見どころいっぱい！長岡まつり大花火大会

長岡まつり大花火大会は毎年8月2日と3日に新潟県長岡市の信濃川の河川敷で開催されます。日本三大花火大会の1つとされています。毎年約100万人もの見物客が訪れる人気の高い花火大会です。2日間で約2万発もの花火が打ち上げられます。スターマインやナイアガラ、メッセージ花火、デザイン花火と打ち上げられる花火の種類が豊富なところが特徴です。どの花火もスケールが大きく夏の夜空を鮮やかに演出します。口コミでも「こんな豪華な花火大会ははじめて」という声があがっています。あなたも1度行けば長岡まつり大花火大会の虜になるかもしれません。

花火と地元B級グルメが楽しめる！筑後川花火大会

福岡県久留米市で行われる筑後川花火大会は毎年8月5日に開催されます。約1万8,000発の花火が打ち上げられる西日本を代表する花火大会です。1650年に久留米藩藩主・有馬忠頼が水天宮社地に社殿を寄贈したときの完成祝賀会に花火を奉納したことがはじまりといわれています。観覧場所は6つ設けられていますが、その中でも人気が高いのは花火の打ち上げ場所でもある京町会場と篠山会場です。スターマイン、ナイアガラ、仕掛け花火、尺玉といった迫力満点の花火がしっかり見えます。会場には花火だけでなく約400店舗もの露店が立ち並び、久留米B級グルメも味わえます。あなたの夏の想い出に筑後川花火大会も加えてみませんか。