那覇空港からアクセス良好！沖縄のいいとこを一気に満喫「おきなわワールド」

沖縄を観光するにはレンタカーがあると便利ですが、モノレールやバスを使って人気の観光スポットへ行くこともできます。今回ご紹介する本島南部の「おきなわワールド（文化王国・玉泉洞）」は、沖縄の歴史・文化・自然が一度に楽しめる沖縄屈指のテーマパーク。車がない方、時間がない方、効率よく観光したい方に特におすすめです。

おきなわワールドってどんなところ？

沖縄本島南部の南城市に位置するおきなわワールドは沖縄らしさが詰まった沖縄の自然や文化、歴史を体験できるテーマパークです。5万4千坪（東京ドーム約4個分）の広大な敷地内には、国内最大級の「鍾乳洞・玉泉洞」をはじめ、沖縄の古い街並みを再現した「琉球王国城下町」、珍しい「ハブ博物公園」、100種の熱帯果樹が広がる「熱帯フルーツ園」など、見どころが数多くあります。また、伝統舞踊の観覧、伝統工芸などの創作体験をすることもできます。沖縄料理が味わえる常時80種以上のランチビュッフェ、種類豊富なお土産屋もあるので、一日たっぷり楽しめる観光スポットです。

那覇空港からのアクセス

おきなわワールドは、那覇空港から比較的近い場所にあります。

公共交通機関を利用する場合

那覇空港からモノレールで約11分、バスに乗り換えして約40～50分、計約1時間で到着します。バスは「旭橋駅」すぐの那覇ターミナルから出発します。

モノレール「那覇空港駅」より「旭橋駅」下車―乗換―琉球バス（54番前川線・83番玉泉洞線）「上泉」バス停より「玉泉洞前」下車

車を利用する場合

那覇空港から沖縄自動車道を利用して30分程度で到着できます。最寄りのICは「南風原南ＩＣ」です。

所在地：沖縄県南城市玉城字前川1336番地

外せない見どころは・楽しみ方は

おきなわワールドは敷地が広すぎて、どこから見ようか、何をしようか迷ってしまうほど。そのなかでも見逃せない見どころ、楽しみ方をご紹介します。

神秘の鍾乳洞を探検！玉泉洞

30万年もの悠久の時が創り上げた玉泉洞（ぎょくせんどう）は、全長5km、鍾乳石の数100万本以上という国内最大規模の鍾乳洞。現在はその一部の890mが一般公開されています。想像を超える大きさと美しさで、子どもも大人も秘境の探検家気分を満喫できます。幻想的な雰囲気の「青の泉」は必見。

心に響く名物ショー！スーパーエイサー

おきなわワールドで人気のエイサーショーは、元来のエイサーにアレンジを加えたエンターテイメント性が高いショー。獅子舞、民謡、カチャーシーなど沖縄芸能をまるごと楽しめ、見せ場も多いのが特徴です。ショーは1日4回開催され、観覧は無料です。パワフルな演舞を見ることができます。

ドキドキが楽しい！ハブ博物公園

珍しいハブがテーマの施設。アナコンダやアミメニシキヘビなど、ヘビ界の大物をはじめ、野外には50匹を超えるハブの放し飼いコーナー、カメなどの爬虫類や亜熱帯に生息する多種多様な生きものまで、ハブとその仲間たちが一堂に展示されています。園内では、スリリングなハブのショーを観覧でき、ハブタッチやエサやりなどハブへの接近にもチャレンジできます。

旅の思い出を形に！体験工房

築100年以上の古民家が軒を連ねる「琉球王国城下町」では、それぞれの家屋の中で伝統工芸の体験教室が開催されています。色鮮やかな染物・紅型や藍染、琉球和紙がつくれる紙すき、伝統的技法を用いた機織りなどの体験ができ、ハンカチやしおり、コースターなどもつくることができます。ガラス工房では一輪挿しやグラス、ジョッキなどの本格的な創作も。

一度は乗ってみたい！セグウェイ体験

広い園内をセグウェイで巡る人気ツアーあり、普段は通れない裏道やトロピカルな果樹園の中を通って、思う存分セグウェイで遊べます。もちろんインストラクター兼ガイドいるので、初心者の方も安心。沖縄の心地よい風を受けながら、体重移動で動く乗り物・セグウェイに挑戦してみてはいかがでしょうか。

あわせて行きたいガンガラーの谷

おきなわワールドに隣接して、人気の観光スポット「ガンガラーの谷」があります。ガンガラーの谷とは、鍾乳洞が崩壊してできた谷間に広がる、巨大なガジュマルが根を張る自然豊かな亜熱帯の森です。今も信仰が残る神秘の洞窟、日本人のルーツといわれている「港川人」の遺跡発掘場所などを専門ガイドと一緒に巡ります（所要時間約1時間20分）。中へ入るには事前予約が必要ですが、入り口にある鍾乳洞のオープンカフェ「ケイブカフェ」は予約なしで利用できます。