飛行機にアクセサリーは持ち込める？注意すべき持ち物6選

手荷物検査を行う保安検査場では、危険な金属類を身につけていないかを確認するために金属探知機を通って検査を行います。金属類を身につけたまま金属探知機のゲートを通るとアラームが鳴り、手荷物検査の時間が延びることがあります。今回は金属探知機で反応することがある持ち物を6つまとめました。
※最新の情報については、公共交通機関（各航空会社やJR）や公共施設のWEBページ等でご確認くださいませ。

飛行機に持ち込めるか注意すべき持ち物とは？

1. スマートフォンやノートパソコンなどの電子機器類

スマートフォンやタブレットなどの端末、ノートパソコン、携帯ゲーム機などの電子機器類は金属探知機に反応することがあります。特に、スマートフォンはポケットの中に入れることが多い持ち物なので、保安検査場へ向かう前に機内に持ち込むバッグなどの手荷物に入れておくと良いでしょう。

また保安検査場では、金属探知機による検査以外にX線でも手荷物を検査します。スマートフォンやノートパソコンなどの電子機器類は、X線検査を行ってもデータの消失や故障などは起きません。

スマートフォンやノートパソコンなどの電子機器の機内での取り扱いは次の記事を参考にしてください
飛行機内でスマホ（スマートフォン）の利用は可能！飛行機でのスマホ利用の注意点
 機内で仕事をしたい！飛行機でのノートパソコン利用の注意点

2. 財布

財布や小銭入れも、ポケットに入れたままだと保安検査場にある金属探知機のゲートに反応することがあります。
手荷物検査の直前まで空港内で買い物や食事を楽しんでいた場合、ズボンのポケットにしまいがちです。財布や小銭入れは金属探知機のアラームが鳴らないように、保安検査場へ向かう前にバッグなどの手荷物の中にしまっておくと良いでしょう。

3. アクセサリー（ピアスやネックレスなど）

ピアスやネックレスなどを多く身に付けている場合、金属探知機に反応することがあります。

手荷物検査を行う保安検査場は、JALやANAなどの一般航空会社の場合は飛行機の出発時刻の15分前まで、ジェットスターやピーチ・アビエーションなどのLCC（格安航空会社）の場合は25分前までに通過する必要があります。そのため、ピアスやイヤリングなど取り外すのに時間がかかるアクセサリーは、事前に外しておくと、スムーズに手荷物検査を終えられます。

なお、小さいピアスやネックレスなどは金属探知機に反応しないこともありますが、念のため外しておくと安心です。

4. バッグの中に入れている鍵などの金属類

バッグの中に入れている家や車の鍵などの金属類も、金属探知機に反応する場合があります。キーケースで複数の鍵を束ねていると、金属探知機に反応することもあるので、金属探知機のゲートを通過する前に確認しておきましょう。

5. 大きな金具がついたベルト

大きな金具（バックル）がついたベルトは、金属探知機に反応することがあります。手荷物検査を行う直前に、ベルトは外しておくことをおすすめします。また、大きな金具がついたベルトだけでなく、安全靴や金属製の装飾品が施されたブーツも金属探知機が反応しやすいため注意が必要です。

6. 人工関節

持ち物ではないですが、金属を使用した人工関節を埋め込んでいる場合、金属探知機に反応することがあります。その場合、手荷物検査を行う前に保安検査場にいる検査員に人工関節を埋め込んでいることを伝えれば、同性の検査員による接触検査が行われます。

また、診断書などの証明書を提示しておけば、スムーズな手荷物検査を行えます。持参している場合は手荷物検査前に検査員に提示しておくと良いでしょう。

金属類はひとまとめにしておくとスムーズに検査を終えられる

保安検査場では金属探知機を通る前に、身に付けている金属類やノートパソコンなどの電子機器類を保安検査場にあるトレーに入れて検査します。そのため、金属探知機に反応しないよう、金属類はひとまとめにして1つのバッグなどに入れておくとスムーズに検査を終えられます。一つ一つ金属類を取り出しトレーに置いた場合、手荷物検査の時間が延び、後ろにいる人にも迷惑がかかります。

また、手荷物検査の前や、自宅での荷物の準備のとき、空港に到着したときなど事前に金属類をひとまとめにしておくと良いでしょう。