日本酒好きは必見!通称酒造通り「肥前浜宿」の魅力をご紹介
2018.01.21

肥前浜宿

古きを偲び守り伝える肥前浜宿。重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、その町並みは昔ながらの趣を色濃く残します。お酒が好きな人はもちろん、お酒を飲まない人も楽しめる場所です。肥前浜宿の魅力をお伝えします。

肥前浜宿ってどんなところ?

肥前浜駅から徒歩7分、肥前浜宿は浜川に沿って広がる旧長崎街道の宿場町の1つです。浜中町八本木宿、浜庄津町浜金屋町の2地区が伝統的建造物群保存地区に指定されており、浜川左岸に広がる浜中町八本木宿は通称「酒造通り」と呼ばれています。浜中町八本木宿は酒造などの醸造業を中心とした町並み、浜庄津町浜金屋町は当時の商人や船乗り、鍛冶屋、大工らの生活空間が広がっています。

多良岳山系の良質な水源や佐賀平野の米があることで酒造りが盛んになり、酒蔵通りにはかつての酒造や、現役の酒造も並んでいます。はじまりは古く、鎌倉、室町時代から続く歴史があり、通りは昭和初期を偲ばせる町並みが残っています。白壁土蔵造りの町家や蔵、茅葺町家、洋館風の建物など。古式ゆかしい景観は、業種ごとに住み分けていたため地区によってもその様相を変えます。

アクセス

九州佐賀国際空港からは車で50分ほどです。20台の無料駐車場があります。電車利用の場合は肥前浜駅下車徒歩7分です。

肥前浜宿の見どころ

文化財指定の酒蔵や邸宅めぐり

肥前浜宿には国の有形文化財や県遺産、鹿嶋市重要文化財が点在しています。継場をはじめとし、酒造数点、蔵、住宅が文化財に登録されています。酒造通りは白壁土蔵の酒造が並び、桟瓦葺や煙突、麹室など当時の面影が感じられます。中には現在も醸造中の酒造もあります。また、武士が住んでいたクド造りの住宅や茅葺きと桟瓦葺きの町並みなども見られます。

肥前浜宿に訪れたらまずは継場がおすすめです。国指定の有形文化財の1つであり、肥前浜宿を散策するための拠点となります。観光案内所として機能しており、肥前浜宿の案内図も配布されています。

酒蔵「肥前屋」見学

酒蔵見学やお酒づくり、甘酒づくりの体験ができる場所、肥前屋は必見です。肥前浜宿の文化をより深く楽しく理解できる場所です。櫂入れ疑似体験や酒造りで使われる大釜の展示、昭和のアイテムを多数展示する昭和の部屋、そして試飲コーナーもある佐賀のお米を使ったお酒の販売などがあります。見どころいっぱいです。ショップではお酒だけではなく、佐賀の名菓や肥前屋バウム、佐賀のお米やあま酒なども販売しています。

新館では仕込み水汲み場で多良岳山系の伏流水が汲み上げられています。冷たく、ほのかに甘さがあるおいしい水と評判です。

肥前浜宿のめぐり方

レンタサイクルの利用

肥前浜宿内の継場ではレンタサイクルも行っています。肥前浜宿は歩いて周ることももちろん良いものですが、自転車で周っても気持ちが良いものです。肥前浜宿周辺には旭ヶ岡公園や武家屋敷通り、鹿島城赤門、日本三大稲荷の祐徳稲荷神社もあります。1日かけて自転車でさまざまな観光スポットを周るのもおすすめです。レンタサイクルは1時間150円、1日500円、電動レンタサイクルは1時間200円、1日1,000円です。

まちなみガイドの利用

より肥前浜宿を知りたい場合はまちなみガイドがおすすめです。見どころを余すところなく案内してもらえます。1.5時間コースと2時間コースがあります。1.5時間コースだと主に浜中町八本木宿をめぐり、最後に肥前屋で酒蔵見学となります。2時間コースは1.5時間コースに浜庄津町浜金屋町の町家が加わります。

さいごに

歴史ある肥前浜宿の町並みは何もしなければ維持ができないものとなっています。しかし歴史ある貴重な町並みを後世まで伝えるために市や住民が助け合って、保存及び活用されています。肥前浜宿の町並み、ぜひその目で見てみてください。

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