スプレーやヘアアイロン、ドライヤーを飛行機に持ち込む際の注意点
2018.01.11

旅行なら空港到着時からおしゃれしたい、ビジネスなら空港での出迎え前には身だしなみを整えたい、そんな時に活躍するのがスプレーやヘアアイロン、ドライヤーではないでしょうか。これらは持ち込みに制限があるため、あらかじめ注意点を押さえておきましょう。

☆なぜスプレー、ヘアアイロン、ドライヤーに持ち込み制限があるのか

飛行機では、テロ対策や不慮の事故防止のため、危険物の持ち込みが禁止・制限されています。スプレーの場合は引火や爆発の恐れがあり、ヘアアイロンやドライヤーは発火・発熱の可能性があることから、仮にハイジャックなどの故意でなくても、意図せず周囲の人や航空機に危害を与えてしまうリスクを持っているため、規制がなされているのです。特にスプレーや、ガスを使用するヘアアイロンは規制が細かいため注意しましょう。これらの制限は、安全な航行を確保し危険物の持ち込みを禁止する「航空法」という法令にもとづいており、どこの空港や航空会社でもおおむね同じ基準での規制がされています。

☆スプレーやヘアアイロン、ドライヤーを持ち込むためのポイントとは

まずヘアスプレー、制汗スプレー、シェービングフォームなど化粧品・医薬品・医薬部外品は、100ミリリットル容器でのみ持ち込み可能で、不測の噴射を防ぐキャップがついていることが条件です。預け入れの場合であれば、1容器0.5リットル(キログラム)以内で1人2キログラムまで可能となっています。医薬品スプレーに関しては、放射性物質が含まれていると持ち込めないため注意しましょう。なお冷却スプレーや防水スプレーなどの日用品、スポーツ用品は、引火性ガスや毒性ガス以外のものに限り、預け入れのみ可能。「火気と高温に注意」という注意表示があれば引火性ガスのため、よく表示をチェックするようにしましょう。バルサンなどの工業用スプレーは持ち込み・預け入れともに禁止です。

ヘアアイロンやコテ、ドライヤーについては、基本的にすべてのタイプが持ち込み可能ですが、航空会社によっては機内での使用を禁じているところもあるため、あらかじめ確認が必要です。ガス式ヘアアイロンは1人1つまでと制限があり、液体とみなされるため液体袋に入れて持ち込むことになります。なお予備用ガスカートリッジは持ち込み・預け入れともに禁止ですので気をつけましょう。リチウム電池で稼働するタイプの製品は、電池を外して持ち込むことになります。コンセント式であれば特に制限がないため、もしヘアアイロンやコテ、ドライヤーを持ち込みたい時は、コンセントタイプのものを選ぶことがおすすめです。

☆機内で快適に身だしなみを整えるために

スプレーやヘアアイロン、ドライヤーについては、このようなポイントを押さえた上で、最低限のものを飛行機に持ち込むようにしましょう。とくにスプレー類は、飲み物などの液体類と同じようにみなされ、100ミリリットル以内の容器を1リットル以内のビニール袋に重ねず入るだけしか持ち込めません。もしヘアスプレーや制汗スプレー、シェービングフォームを手荷物に入れたい場合は、飲み物は手荷物検査後のゲートラウンジで購入するなど、ビニール袋に必需品が入りきるような計画を立てることがポイントです。またガス式のヘアアイロンは規制が厳しいため、コンセント式を選ぶなど、なるべく規制の緩い製品を持っていくことも検討しましょう。なお、ヘアアイロンやドライヤーの機内使用が許可されている場合は、周囲の人に迷惑がかからないような配慮も重要。ルールを守れば快適に過ごせるのが飛行機のメリットであるため、よくルールを理解したうえで空の旅を楽しんでくださいね。

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