払い戻しや変更は?国際線が欠航・遅延した場合の対応

2018.07.18

雨の空港

楽しみにしていた海外旅行でも、突然の台風などの天候不良に見舞われることがあります。状況によっては飛行機が飛ばないこともあります。そんな時、搭乗できなかった航空券はどうなるのでしょうか。今回は国際線が欠航・遅延した場合の対応についてご紹介します。

台風などの悪天候が原因の欠航・遅延は振替

台風などの悪天候が原因で生じる国際線の欠航・遅延は、基本的に便の振替が行われます。
例えばANAの場合、対象となる航空券を確認し、空席があるもっとも早いANAグループ便へ振替を行います。他社便への変更が可能な運賃が適用されていれば、ANAグループ便以外への振替も可能です。選択肢が広がるため、より早い振替便を見つけられる可能性もあります。旅行の日程にあまり余裕がないのであれば、変更可能な航空券を購入しておくのもよいでしょう。振替はANAWebサイトからはできません。電話での対応となります。
旅行会社や旅行サイトで購入したパッケージ旅行や企画旅行商品については、購入した旅行会社に連絡しましょう。

運航状況サービスなどを確認

天候によっては欠航するかどうか微妙な場合もあります。そんな時はまず、飛行機の運行状況を確認しましょう。各航空会社ではWebサイトで欠航・遅延時の情報を提供しています。空港に到着してから振替の手続きなどを行うのはとても不便です。できるだけ家を出る前に発着情報を確認するようにしましょう。状況によってはすでに欠航が決まっている場合もあります。そうなればわざわざ空港へ向かったところで飛行機に乗ることはできません。振り替えられた日時に改めて空港へ行くことになり、二度手間になってしまいます。

例えば、ANAの場合、Webサイトでチェックでき、搭乗の前々日・前日・当日・翌日までの運航状況の案内を行っています。Twitterでも最新の「運航の見通し情報」が確認できます。また、メールアドレスを登録しておけば、遅延や欠航の際にいち早くメールで知らせてくれるサービスも提供しています。

払い戻しも可能!

せっかく振替便を提案されても予定が合わないこともあります。その場合は残念ながら旅行を取りやめて国際便をキャンセルする必要があります。悪天候などが原因の欠航・遅延の場合、各航空会社では払い戻しにも対応しています。
ANAの場合、払い戻し対象となるのは、遅延・欠航となった対象便を予約済みのANAで発券された国際航空券で、航空券番号が205で始まるものです。EMD(電子証票)の場合は、遅延・欠航となった対象便に付随するサービスでANAで発券された申し込み済みのもので、EMD番号が205から始まるものが対象です。
払い戻し受付期間は旅行開始日か、まだ旅行に出発していない場合は発行日から1年と30日以内です。この期間に必要事項を連絡し、航空券またはeチケットお客様控えを預けた場合に払い戻し申請が可能です。EMDの場合、EMD発行日から1年と30日以内に必要事項の連絡が必要です。

払い戻し方法は航空会社や支払い方法などにより異なります。例えばANAの場合は以下のようになります。

・クレジットカードでの支払い→支払いに使用したクレジットカード口座への払い戻し
・現金で支払い→現金または本人名義口座振込または小切手
・ANAご利用券で支払い→ANAご利用券を返却
・ANA SKYコインで支払い→ANA SKYコイン利用金額をSKYコイン最新口座へ払い戻し

払い戻しまでの日数は手続きのタイミングによって異なります。クレジットカード会社を経由する場合、各クレジットカード会社の締切や返金処理手続きの状況によっては2~3カ月程度時間がかかることがあります。国際線の搭乗券は高額になることも珍しくありません。できるだけ早めに手続きすることで払い戻しまでの時間を短縮できます。

LCCは要注意!

全ての航空会社が同様の対応をしているわけではありません。特にLCCを利用する際は注意が必要です。例えば、ピーチ・アビエーションの場合、悪天候が原因の欠航・遅延での払い戻しは航空券の購入方法によって以下のようになっています。

・クレジットカードでの支払い→支払いに使用したクレジットカード口座への払い戻しまたはピーチポイントで払い戻し
・コンビニまたはインターネットバンキングでの支払い→銀行口座振り込みまたはピーチポイントで払い戻し
・Yahoo!ウォレットで支払い→Yahoo!ウォレットより払い戻し
・ピーチポイントで全額支払い→ピーチポイントで払い戻し
・クレジットカードとピーチポイントを併用→払い額はカード口座へ払い戻し、残額をピーチポイントで払い戻し、または全額をピーチポイントで払い戻し

もし天候不良などの理由ではなく、乗客側の都合でキャンセルして払い戻しを希望する場合は、払い戻し可能な場合でも全額ピーチポイントでの付与となり、現金やクレジットカードでの払い戻しには対応していません。
現金に比べるとポイントはどうしても使用用途が限られます。何より有効期限があり、それを過ぎてしまえば使用できなくなってしまいます。LCCはお得に利用できる分、何らかの制約がもうけられていることが少なくありません。そうした事情を踏まえた上で自分にとっての優先順位をつけて利用するようにしましょう。

さいごに

飛行機はどうしても天候に左右されます。国際線も例外ではありません。天候に不安がある場合は空港に行く前に航空会社のWebサイトで運行状況を確認しましょう。万が一、搭乗予定の便が欠航や遅延している場合、速やかに振替の手続きを行いましょう。もし振替便が利用できない場合は払い戻しの手続きをする必要があります。格安航空券やLCCなどを利用する場合は、お得な分、制約があることが多いです。利用する前に確認し、納得した上で利用するのがおすすめです。

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