預ける?持ち込む?国際線のスプレーの取り扱いまとめ

2018.07.11

スプレー

スプレー類は旅行に持って行く手荷物のなかでも比較的規制が厳しいため、空港で検査に引っかかってしまった経験がある方もいるのではないかと思います。では国内線と国際線では、スプレー類に関する取り扱い方に違いはあるのでしょうか。今回は国際線におけるスプレーの取り扱いと、海外旅行にスプレーを持って行く際の注意点についてご紹介します。

航空法におけるスプレーの取り扱い

飛行機の手荷物には航空法によって機内への持ち込みや輸送が禁止されているものがあります。スプレーについてはおもに「機内持ち込み・お預けの両方が可能なスプレー」「機内に持ち込めないが預けられるスプレー」「機内に持ち込むことも預けることもできないスプレー」の3つに分類されています。

機内持ち込み・お預けの両方が可能なスプレー

ヘアスプレーや制汗スプレーといった「化粧品類」に該当するスプレーや、殺菌・消毒スプレーや冷却スプレーといった「医薬品類」に該当するスプレーは、機内持ち込み・お預けの両方が可能です。ただし、その数量は「1容器0.5kgまたは0.5リットル以下のものを1人あたり2kgまたは2リットルまで」と決められているので、海外旅行に持って行く際にはそれを超えないようにしなければなりません。またガスが充填されたスプレーについては、フライト中に中身が漏れることがないように、キャップなどで噴射弁が保護されているものでなければならないと決められています。

機内に持ち込めないが預けられるスプレー

日用品・スポーツ用スプレーのうち「引火性ガスも毒性ガスも使用されていないもの」については、機内に持ち込むことはできませんが預けることはできます。こちらも数量の制限は「1容器0.5kgまたは0.5リットル以下のものを1人あたり2kgまたは2リットルまで」と決められており、噴射弁が保護されているものでなければなりません。

機内に持ち込むことも預けることもできないスプレー

日用品・スポーツ用スプレーのうち「引火性ガスあるいは毒性ガスを使用しているもの」や、その他の工業用スプレーについては、機内に持ち込むことも預けることもできません。
具体的には以下の種類のスプレー類が該当します。

・潤滑油
・塗料
・ニス
・防塵用のスプレー類
・スポーツ道具のメンテナンス剤
・スキー、スノーボード用ワックス
・キャンプ用ガス
・カセットコンロ用ガス
・スポーツ用酸素缶
・殺虫剤、農薬
など

スプレーに引火性ガスが使用されているかについては、製品に「火気と高温に注意」と書かれているかどうかで見分けられます。

・製品に「高温に注意」と書かれているスプレー⇒非引火性ガスを使用(機内に持ち込めないが預けられる)
・製品に「火気と高温に注意」と書かれているスプレー⇒引火性ガスを使用(機内に持ち込むことも預けることもできない)

国際線では機内への持ち込みに注意

スプレーは「液体物」に該当するため、国際線で機内に持ち込む際にはさらに制限が厳しくなります。
国際線における液体物の機内持ち込みに関するおもなルールは以下の通りです。

「あらゆる液体物(スプレー含)は100ミリリットル(グラム)以下の容器に入れること」
「容器に入れた液体物は縦横の長さが合計約40cm以内、容量1リットル以下のジッパーの付いた透明なプラスチック袋に密封できるように入れること」

上記のルールは機内に持ち込むスプレーのみに該当するものなので、海外旅行に出掛ける際にはどうしても機内に持ち込みたいスプレー以外のものについては、スーツケースに入れて受託手荷物として預けることをおすすめします。

さいごに

今回は国際線におけるスプレーの取り扱いについて紹介いたしました。海外旅行にスプレーを持って行く際には、事前に航空会社が定める荷物のルールについてよく確認しておきましょう。

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