国によって異なる! 国際線でお酒は機内に持ち込める?
2018.07.01

ワインボトル

海外旅行の際の定番のお土産といえば、ワイン、ビール、ウイスキーなどのお酒類です。しかし、どうやって国際線の機内にお酒を持ち込めばよいかわからない方も中にはいるのではないでしょうか。今回は、国際線搭乗時にお酒を機内へ持ち込む方法をご紹介します。

液体の持ち込みは厳しい基準が設けられている

お酒は容器や形状に関わらず、全て「液体」に該当します。JALやANAをはじめ、国内外の航空会社の国際線の機内には、テロ対策のために、100ml(100g)以上の容器に入ったあらゆる液体の持ち込みを禁止しています。また、お酒の持ち込み及び持ち出しについては、国によって基準が異なります。

日本から機内に持ち込む場合

お酒を手荷物として機内に持ち込みたい場合、保安検査後のセキュリティエリア内の免税店で購入したものは持ち込みが許可されています。アルコール度数70%までのものであれば、機内への持ち込みや預かりが可能です。ほかの液体を移し替えることは禁止されているので注意が必要です。なお、アルコール度数が24%~70%のものは一人あたり5Lまでしか預けられません。

お酒を持ち込む場合、100ml(100g)以下の容器で、商品名・メーカー・製造年月日がわかるラベルが貼ってあり、かつそれらを1L以下のジッパー付きの透明プラスチック製袋でパッケージする必要があります。なお、透明プラスチック製袋の持ち込みは1人につき1つまでです。
100mlしか入っていないお酒はそれほど多くはありません。さらに、機内への持ち込みは可能なものの、持ち込んだお酒を飲酒することはできません。機内でお酒が飲みたい場合は、機内で提供されているアルコール飲料を利用しましょう。

日本からお酒を預ける場合

チェックインカウンターでスーツケースなどの中に荷物として預ける場合は、100ml(g)を超えるお酒を入れても問題ありません。ただし、アルコール度数が70%以上のものは没収されます。

乗り継ぎ便には要注意

日本国内の空港で乗り継ぐのであれば、免税店で購入したお酒を目的地まで持って行くことができます。ただし、海外の空港で乗り継ぐ場合は、国によって基準が異なります。例えば、アメリカで乗り継ぐ場合、免税店で購入したものであってもジッパー付きの透明プラスチック製袋にお酒を入れていなければ没収対象となります。EU圏の空港で乗り継ぐ場合は、免税店で購入したお酒をしっかりパッケージングし、空港名が記載されたレシートや領収書が添付してあれば没収されません。

国によって異なる持ち出し・持ち込み制限

アメリカ・カナダ・中南米(メキシコ)の場合

アメリカは、1L以下の容器に入ったお酒であれば持ち込み・持ち出しできます。ただし、21歳以上であることを証明する必要があります。

カナダは、お酒の種類によって基準が異なります。蒸留酒1.14L、ワイン1.5L、ビール8.5L、缶または瓶は24本まで持ち込み・持ち出しできます。利用する空港が置かれている州によって、18~19歳以上であることを証明する必要があります。

中南米は、3L以下の容器に入ったお酒であれば、持ち込み・持ち出しできます。ただし、19歳以上であることを証明する必要があります。

ヨーロッパの場合

EU加盟国及び非加盟国は、1L以下の容器に入ったお酒であれば持ち込み・持ち出しできます。

中国の場合

中国は、1本あたり1.5L以下の容器かつ、2本までお酒を持ち込み・持ち出しできます。

韓国の場合

韓国は、1L以下の容器に入ったお酒であれば持ち込み・持ち出しできます。

オーストラリア

オーストラリアは、2.25L以下の容器に入ったお酒であれば、持ち込み・持ち出しできます。ただし、18歳以上であることを証明する必要があります。

お酒の持ち込みを禁止している国もあるため要注意

アラブ首長国連邦など、イスラム教徒のいる中東の国々では、4L以下の容器に入ったお酒、24缶までの缶ビールを持ち込みできます。ただし、ラマダンの期間中はお酒の持ち込みは禁止されているため、入国時に没収対象となります。

さいごに

お酒を機内に持ち込みたい場合、セキュリティエリア内の免税店で購入すれば特に制限はありません。セキュリティエリア以外のお店で購入したお酒を持ち込む場合はあらかじめスーツケースに入れる必要があります。

手荷物として持ち込む場合も、受託荷物で預ける場合も、割れないように厳重に梱包しておきましょう。

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