アクセスは?大浦天主堂の見どころをご紹介
2018.10.07

大浦天主堂
大浦天主堂は、長崎県長崎市にあるカトリック教会堂です。国宝に指定されており、また世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する4つの遺産のひとつとしても知られています。当地のキリシタンたちの苦難の歴史を現在に伝える、大変貴重なスポットであるといえます。今回は、事前に押さえておきたい大浦天主堂の概要と見どころについてご紹介します。

大浦天主堂とは?

大浦天主堂は、幕末の開国後の1865年に建立されました。もともとは、開国にともなってこの地に住んでいた在留外国人のために建設されたものです。中世ヨーロッパ建築の代表的な「ゴシック調」の様式でできており、日本に現存するキリスト教の建築物としては最古のものです。なお、正式名は「日本二十六聖殉教者天主堂」といいます。日本二十六聖人に捧げられているため、彼らの殉教地の方角に向けて建てられています。なお、拝観料は大人が1,000円、中高生が400円、小学生が300円です。

大浦天主堂の見どころ

ゴシック様式の美しいステンドグラス

ゴシック様式の建築の特徴としては、高い尖塔、ステンドグラス等が挙げられます。これは、心を高くあげて神様に向けようという思いの表れとされています。大浦天主堂にもこのような建築デザインが見られます。とくに有名なのは、正面祭壇奥の「十字架のキリスト」像のステンドグラスです。これは1865年の建立時よりあるもので、十字架上のキリストと、そばに立つ聖母マリア、使徒ヨハネ、十字架の下に跪くマグダレナ・マリア(マグダラのマリア)が描かれています。
 

「二十六聖人の殉教」と「信徒発見」って?

大浦天主堂を観光するうえでは、これらの2つの出来事について知っておくとより理解を深めることができるでしょう。まず「日本二十六聖人」とは、1597年に長崎市西坂の丘で処刑された日本人20名・外国人6名の信徒のことを指します。豊臣秀吉の時代のキリシタン禁教令によりこのような悲劇に見舞われたこれらの人々は、のちにピオ9世教皇によって聖人の尊称を献上され、聖殉教者となりました。また、「信徒発見」とは、1864年の大浦天主堂完成の翌年、その時代まで7世代にわたり密かに信仰を抱き続けていた潜伏キリシタンたちが天主堂に訪れ、神父に信仰を告白した出来事です。これは世界宗教史上でもまれな出来事として知られています。
 

「オラショの店」ではキリスト教関連のグッズも

大浦天主堂には、「オラショの店」というショップも併設されています。「オラショ」とはラテン語に語源のある日本キリシタン独特の言葉で、「祈り」という意味を持ちます。この店では、さまざまなキリスト教関連のグッズが販売されています。

長崎空港から大浦天主堂へのアクセス

長崎空港から大浦天主堂のある長崎市内へは、バスまたは車でアクセスできます。
所在地:長崎県長崎市南山手町5-3
 

公共交通機関で

長崎空港から長崎駅前までは、リムジンバスの利用が便利です。所要時間は約45分です。長崎駅前から大浦天主堂までは、長崎バスで「大浦天主堂下」下車後、徒歩5分です。
 

車で

長崎空港から長崎自動車道などを経由して、約40分でアクセスできます。

さいごに

国宝・世界遺産の一部である大浦天主堂は、建築物という意味でも歴史的な意義においても、大変重要な建物です。長崎駅からも比較的簡単にアクセスできますので、ぜひ訪れてみましょう。
 
 
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