飛騨高山の観光スポット6選

岐阜県北部に位置する山岳都市「飛騨高山」、原風景が残る日本の秘境として世界から注目される飛騨高山のオススメの観光スポットをご紹介します。
こちらは東京観光専門学校とのコラボ記事です。旅行学科の学生が作成しました。

※ページ内の情報は、2022年6月時点のものです。最新の情報については、航空会社や空港WEBページ等でご確認ください。

白川郷

富士山

世界遺産としても有名な「白川郷」は、100棟余りの合掌造りで構成された集落として現在も人々が生活しています。昔ながらの建築様式である合掌造りは急勾配の屋根が特徴的ですが、長年維持しているこの造りには、白川郷の環境ならではの様々な理由があります。特徴的な三角屋根は豪雪に耐えるために最適な造りであり、雪下ろしの負担を減らし、水はけを考慮した雨対策としても都合の良い造りとなっています。このような白川郷の景観の特徴であり重要な役目を担っている合掌造りは30年から40年に一度屋根の葺き替えを行います。村人同士で葺き替えを行い、結束力を高め支え合いながら景観や伝統の維持をしています。そして、冬には屋根に積もった真っ白な雪により、一層幻想的な白川郷となります。この機会に白川郷への宿泊も是非ご検討ください。

住所　岐阜県大野郡白川村荻町
アクセス　JR高山駅から高速バスにて約50分

古い町並(国選定重要伝統的建造物群保存地区)

富士山

江戸時代から明治時代の面影を感じられる飛騨高山の「さんまち通り」は有名観光地が多く、町歩きを楽しむことができます。高山市の中心市街地は「飛騨の小京都」と呼ばれ、城下町の中心、商人町として発展した高山の上町と下町の三筋のことを古い町並みといいます。杉の葉を玉にした「酒ばやし」が吊りさがり、出格子が続く軒下には用水路が流れるなど、景観はまさに江戸時代のようです。上町には、昔ながらの伝統工芸品のお店や駄菓子屋さんが多く連なり、なかでも「みたらし団子」が名物です。他にも飛騨牛にぎり、肉まん、高山プリンも楽しめるためバラエティ豊かな食も魅力のひとつです。まるで一昔前の日本にタイムスリップしたかのような歴史を感じる町並みで名物の食事を召し上がってみてください。

住所　三町伝統的建造物群保存地区高山市上一之町　
アクセス　JR高山駅より徒歩12分

新穂高ロープウェイ

富士山

令和2年7月リニューアル、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにて2つ星を獲得している日本初の2階建てゴンドラ「新穂高ロープウェイ」は、360度辺り一帯を見渡せる絶景観光スポットです。標高2200ｍにて、日本の屋根とも呼ばれる北アルプス(飛騨山脈)の山々が目の前に広がる雄大な景色を眺望できます。季節ごとの見どころも多くあり、ロープウェイから楽しめる景色も四季折々に変化します。春は冬の冷気を残しながら新緑の景色が広がり、夏は自然ならではの爽やかな涼しさの中、花々を見ることができます。秋には葉が色づき鮮やかな景色となり、一面が白に包まれる冬は他の季節とはまた異なる幻想的な風景となります。日本で唯一の2階建てロープウェイにて空中散歩をお楽しみください。

住所　岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
アクセス　JR高山駅より車にて約80分／平湯よりバスにて40分

飛騨民俗村　飛騨の里

富士山

30数棟からなる飛騨の代表的な民家が立ち並ぶ、「飛騨民俗村　飛騨の里」は昔の農山村風景を浮かばせ、どこか懐かしさを感じるひと時を過ごすことができる野外博物館です。民家では農山村の用具の展示から、切れにくい匠の技術からなる「わら細工」やモノを大切にする先人の知恵を継承した「さしこ」の実演など季節ごとの催事にもご注目ください。また、昔ながらの木の遊具が並ぶ遊園地はお子様の遊び場としては勿論、遊び道具の手作り体験も開催されています。木のブランコや物珍しい「通話木」でのびのびと遊ぶことができ、雪が積もる1月から2月の冬の季節にはスタッフ手作りの箱ソリを使い自由に雪遊びができます。秋と冬にはライトアップがされ、昼とはまた異なる幻想的な飛騨の里の雰囲気をご鑑賞いただけます。

住所　岐阜県高山市上岡本町1-590
アクセス　高山駅から車にて約10分

せせらぎ街道

岐阜県内のドライブコースとして外せない「せせらぎ街道」は、大自然のエネルギーを感じられる快適なドライブルートとして、移り変わる四季折々の見どころ満載の観光スポットです。その名の通り、清流のせせらぎを聴きながら川沿いを走る癒しのドライブをご体験いただけます。郡上市と高山市を結ぶ全長約65kmの街道沿いには、グルメ店やフォトスポット、歴史や文化の観光スポットなど道中の見どころも多々あります。ゆっくりと車窓を楽しむと約90分のドライブコースとなっており、急カーブや信号が少なく初めてのコースでも安心なところも魅力です。最も人気の季節はやはり秋の紅葉ですが、ピンク色の絨毯が広がる春やラベンダーやハーブ畑が見ごろの夏、白銀の世界が圧巻の冬など春夏秋冬全てが必見のドライブルートとなっています。

住所　岐阜県高山市清見町三日町から大原
アクセス　東海北陸自動車道　郡上八幡インターチェンジより国道472号線高山市方面へ車で30分

道の駅　ひだ朝日村

春一番に採れる地元の特産品、よもぎを使用した「よもぎ料理」を堪能できる大自然に包まれた「道の駅　ひだ朝日村」は、歴史を重ねた沿線として情報発信・地域の交流の拠点となっている道の駅です。今や観光の目的のひとつのカテゴリーともなっている道の駅ですが、道の駅　ひだ朝日村の特徴は何と言っても「よもぎ料理」です。良質なよもぎを使用した「元祖飛騨よもぎうどん」をはじめとし、よもぎカレー・よもぎ天ぷら・よもぎアイス・よもぎみたらし団子・よもぎ五平餅など、よもぎ好きの方に喜ばれることは勿論、よもぎ料理に馴染みのなかった方も驚きの品揃えとなっています。旅行後の土産話として一目置かれる、よもぎ焼酎など全国的に珍しい商品を旅の思い出として是非お持ち帰りください。

住所　岐阜県高山市朝日町万石150番地
アクセス　高山西ICから車で約35分