栃木市の観光スポット5選

関東の倉敷などと呼ばれ、観光地としての人気も高い栃木市のオススメの観光スポットをご紹介します。
こちらは東京観光専門学校とのコラボ記事です。旅行学科の学生が作成しました。

※ページ内の情報は、2022年6月時点のものです。最新の情報については、航空会社や空港WEBページ等でご確認ください。

蔵の街

栃木県栃木市は「蔵の街」とも呼ばれ小江戸のように蔵が立ち並び風情ある風景が見どころとされています。歴史ある建造物が現在も残されていて、栃木の歴史、文化を感じることができます。蔵の街の真ん中には巴波川（うずまがわ）が流れ、江戸時代からこの川を利用して交易をしていたと言われています。巴波川は船に乗って観光することもでき、船頭さんによる蔵の街の案内を聞きながら普段は見られない川からの景色を眺めることができます。この辺りには国の登録有形文化財、県の登録有形文化財とされている建造物が多く、大正時代に建てられた役所や老舗の人形店など散策するだけで歴史を感じられる街並みです。情緒溢れる和菓子屋さんやカフェ、お土産屋さんも多く立ち並ぶ蔵の街、是非立ち寄ってみてください。

住所：栃木県栃木市蔵の街大通り、巴波川周辺、嘉右衛門町地区周辺など
アクセス：JR・東武栃木駅から徒歩で約15分

岩下の新生姜ミュージアム

岩下の新生姜ミュージアムは岩下の新生姜をモチーフとした展示やアトラクションを体験できるレジャー施設であり、岩下食品の企業博物館です。世界一巨大な新生姜ヘッドや新生姜の部屋、ジンジャー神社などユーモアと遊び心溢れる斬新なアトラクションがたくさん。また、併設されているカフェ、レストランでは全ての料理、デザート、ドリンクに岩下の新生姜が使用されており、新生姜を存分に味わえます。このような体験を通じて「新生姜のあるシアワセ」を感じることができます。イベントやコラボカフェも開催されています。新生姜のテーマカラーであるピンクでまとわれた写真映えのする館内でファミリーや友達、恋人とも楽しめる施設になっています。

住所：栃木県栃木市本町1-25
アクセス：JR栃木駅より徒歩約12分

みかも山公園

みかも山公園は栃木県最大の都市公園です。園内は豊かな自然で溢れており、コナラやクヌギなどの広葉樹林に囲まれています。万葉集にも詠まれた三毳山には花の百名山にも選定されていて、たくさんの山野草が自生しています。春には桜やツツジ、夏には緑が多くなり、秋には紅葉が楽しめ、1年を通して様々な姿を見せる自然を感じることができます。フラワートレインを利用して園内の花を眺めることもできます。また、わんぱく広場やローラー滑り台のある冒険の森など遊び心あふれる施設も多くあります。天気の良い日には富士見台から関東富士見百景に選ばれた景色と富士山を眺めることもできます。自然を感じるためにゆっくり訪れることも、家族で遊びに来ることも、ハイキングやトレッキングにも最適な公園です。

住所：栃木県栃木市岩舟町下津原1747−1
アクセス： JR栃木駅南口から「ふれあいバス」岩舟線（東回り）で約30分

渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地は栃木県の南端に位置する2012年7月3日にラムサール条約に登録された自然環境を保全しながら多様な生物が共存する国際的に重要とされる湿地です。栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県の4県にまたがり、面積33km²、総貯水容量2億m³の本州最大の遊水地です。遊水地には、渡良瀬川、思川、巴波川の3つの川が流れ込み、約4km下流で利根川に合流します。また、渡良瀬遊水地では毎年広大な敷地を活かした様々なアクティビティを楽しむことができます。熱気球やスカイダイビングなどのスカイスポーツから、カヌーや小型ヨットを使ったウォータースポーツ、サイクリングなど、自然を感じながら四季折々のスポーツを楽しむことができます。

住所：栃木県栃木市藤岡町藤岡1778
アクセス：東北自動車道：「佐野藤岡I.C.」「館林I.C.」より約20分

とちぎ山車会館

とちぎ山車会館は平成7年(1995年)に開館された山車会館で、県指定有形民族文化財に指定されている山車の保存がされています。また、2年に1度行われる「とちぎ秋祭り」で実際に使用されている山車3台を定期的に入れ替えながら、いつでも楽しめるようにと常時展示されています。「とちぎ秋祭り」は明治7年に当時の栃木町(現在の栃木市)で神武祭典に山車を繰り出し祝ったことに始まる、絢爛豪華な人形山車が蔵の街を練り歩く伝統あるお祭りです。山車会館はリューアルされ、最新のデジタル技術を駆使し秋まつりを再現することでまつりの迫力と興奮を感じることができます。山車に関する資料なども展示されていて、栃木市の歴史や文化に触れることもできます。

住所：栃木県栃木市万町3-23
アクセス：東武栃木駅から徒歩約15分