有名なところをご紹介！札幌の観光スポット12選

北海道庁旧本庁舎
札幌には、北海道の中でも代表的なスポットである時計台やクラーク博士の像から、北海道の歴史を感じさせるスポットまで多くの見どころがあります。また、ユネスコ認定の「創造都市」でもある札幌には、芸術を楽しむスポットも数多くあります。今回は、札幌の観光スポットを厳選してご紹介します。

札幌定番スポット

札幌市時計台

時計台の正式名称は「旧札幌農学校演武場」。北海道大学の前身である札幌農学校は1876年に開校し、この演武場では入学式や卒業式などが行われていました。現在は毎日正午に鐘が鳴らされます。
時計台の中では、歴史や映像、時計機械の展示、時計台の鐘などを見学できます。夜にはライトアップされるので、昼とは趣の異なる景色を楽しめます。

羊ヶ丘展望台

「少年よ大志を抱け」ということばを残したクラーク博士の像と、その背後に広がる牧草地でゆっくりと過ごす羊たち、そして石狩平野が一望できるこの羊ヶ丘展望台は、長閑で素朴な景勝地です。ここにはクラーク像のほか、ジンギスカンのレストラン、石原裕次郎歌碑、クラーク博士や羊のお土産が買えるオーストリア館などがあります。

北海道大学

札幌駅から徒歩約7分の場所にある北海道大学。その広大な敷地の中は散策できるようになっており、有名なポプラ並木や、クラーク博士の胸像、複数の重要文化財、登録有形文化財があります。
樹齢100年を超える巨木があるエルムの森、北海道大学総合博物館など一日かけて回っても飽きることがありません。

北海道の歴史を感じるスポット

北海道開拓の村

「北海道開拓の村」は道立自然公園野幌森林公園の中にあります。54.2haという広大な敷地の中には、明治から昭和にかけて北海道で建てられた52軒の建造物が移築・再現されています。夏期間には馬車鉄道、冬には馬そりが走ります。アイヌ民族に関係する展示もあり、北海道の開拓の歴史を学ぶことのできるおすすめの観光スポットです。

北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）

札幌駅から徒歩8分ほどの位置にある、赤れんが庁舎。四季折々の彩の中で、赤れんがの西洋館は暖かみのある赤色がよく映えて美しく、古くから道民に親しまれています。重要文化財にも指定されており、北海道を象徴する建物の一つです。庁舎内には北海道の歴史に関する文書や絵画が展示され、旧北海道長官・知事室も見学できます。

北海道神宮

北海道神宮は開拓民の精神的支柱として大きな存在です。1869年の明治天皇の詔により「開拓三神」を祀るようになったことがはじまりといわれています。1871年に「札幌神社」と社名が決まりましたが、その後、明治天皇を増祀し四柱となったことで、「北海道神宮」と改称されました。授与品にはお守りはもちろん、境内で採れた梅を使用した梅酒や、境内で採れた桜を使用した桜の塩漬けなどもあり、贈り物にもぴったりです。

自然や街の絶景を楽しむスポット

藻岩山

藻岩原生林に覆われた藻岩山は天然記念物に指定されており、その豊かな自然にはさまざまな鳥獣、昆虫が暮らしています。登山だけではなく車やロープウェーでも山頂へ行くことができ、山頂にある展望台からは札幌の街並み、石狩湾など広大な北海道を一望できます。夜景は大変美しく、デートスポットとしても人気があります。

札幌大倉山展望台

札幌駅から車で約30分の位置にある大倉山展望台は、1972年に開催された冬季オリンピックの会場の一つです。リフトで頂上に行くとその高さ、そして急斜面に驚かされます。街に目を向ければ北海道大学や札幌ドーム、さらにその先にある石狩平野、石狩湾までを見渡すことができます。

芸術を楽しむスポット

札幌芸術の森

芸術文化都市さっぽろのシンボルである札幌芸術の森は、約40haという広大な敷地でありながら、札幌駅から電車・バスを乗り継ぎ約40分の場所にあります。園内は緑豊かな美しい公園であり、美術館、工芸館、アトリエなど芸術鑑賞ができる施設もあれば、ガラス工芸やクラフト工芸などの製作体験が楽しめる施設もあります。敷地内には国内外の芸術作品が常設され、芸術と創造、そして人々との交流の場として親しまれています。