東京-福岡間を移動する場合、まず考えられる交通手段は飛行機か新幹線です。飛行機は短い時間で移動できるけれど少し割高、新幹線は飛行機に比べると時間がかかるといったイメージがありますが、実際のところはどのような違いがあるのでしょうか。飛行機の料金は高いと思われがちですが、割引制度が充実しており、うまく活用することによって費用を抑えることができます。今回は東京から福岡までの移動について、飛行機と新幹線それぞれのケースの「時間」「料金」に注目して比較しました。
時間は飛行機のほうが早い!
東京から福岡までの時間を新幹線と飛行機で比較した場合、飛行機のほうが新幹線よりも短時間で移動できます。飛行機を利用する場合、空港までの移動時間や、搭乗手続きなどの時間を加味して考える必要があります。次の表は、東京駅-博多駅間の飛行機と新幹線の時間を比較した表です。
東京駅-博多駅間で比較すると、飛行機のほうが新幹線よりも約40分早く移動することができます。飛行機の場合は、搭乗手続きの時間を考慮すると東京駅-博多駅間は移動に約4時間20分かかります。新幹線の場合、途中停車駅が少ないのぞみを使用したとしても、東京駅-博多駅間の移動時間は約5時間必要です。
移動そのものに要する時間は飛行機のほうが圧倒的に短いのですが、搭乗手続き等の時間によりその差は少なくなります。ただし、福岡空港から博多駅など市内中心部へのアクセスが極めて容易な点はポイントです。
搭乗手続きについては、次の記事を参考にしてください
初めての飛行機で不安、搭乗手続きの方法と時間まとめ
初めてで乗り方が分からず不安!?空港の入口から飛行機の搭乗口までの流れ
何分前に済ませばよい?ANAのチェックイン方法
料金は割引を利用すれば飛行機のほうがお得
次の表は、東京駅から博多駅までの飛行機と新幹線の時間をまとめた表です。
東京から福岡までの料金は、前もって予定が決まっている場合、飛行機のほうが新幹線よりも圧倒的にお得です。その理由は早期購入割引が活用できるためです。飛行機では、航空券を予約するタイミングが早いほど割引率が高くなる早期購入割引を利用することで費用を抑えられます。
一例として、JAL・ANAの早期購入割引75日前を利用した場合、調査時点で羽田空港-福岡空港間の航空券の料金は10,980円でした。同じ割引を使っても、利用日や利用時間によって料金の変動があるため注意しましょう。
新幹線の場合、東京駅から博多駅まで21,810円かかります。調査時点では、新幹線には飛行機ほどのお得な割引はないようでした。新幹線の通常料金は、JAL・ANAの早期購入割引75日前を適用した航空券よりも10,000円程度高く、早期購入割引を使うことができれば料金面で飛行機のほうがお得といえそうです。
また、出発日が差し迫ってからの予約の場合はJAL・ANA以外の航空会社を使うとお得なケースもあります。東京-福岡間の場合、スカイマークの「いま得」を利用すれば10,000円以下の航空券を予約できることがあり、急な出張にも対応できます。
早期購入割引については、次の記事を参考にしてください
早期購入割引はどのタイミングで予約すればお得?
航空券を格安で取得するならこれ!飛行機の早期購入割引とは?
格安で行ける!?ANAの早期購入割引はどれくらいお得?
2018年5月調査時点での料金
飛行機
JAL:2018年9月5日 羽田空港6:20発-福岡空港8:10着
ANA:2018年9月5日 羽田空港6:40発-福岡空港8:30着
スターフライヤー:2018年9月5日 羽田空港6:40発-福岡空港8:30着
スカイマーク:2018年9月5日 羽田空港6:20発-福岡空港8:15着
※新幹線は自由席の料金を記載
さいごに
東京から福岡までの「料金」と「時間」を飛行機・新幹線で比較した場合、料金は早期購入割引を利用すれば飛行機が安く、所要時間も飛行機のほうが40分程度短くなっています。移動の予定が急に決まった場合でも、スカイマークの割引を利用するなどの方法でお得に航空券を予約できることがあります。
旅行などで使う場合、飛行機は荷物を預けることができ、移動中に手荷物の心配をする必要がありません。新幹線は、多くの人の帰省が重なる年末年始や、学生の夏休みやお盆などで人の多い8月などは、自由席に座れない場合もあります。時には指定席の通路にまで座れない人たちがあふれることもあるため、ストレスなく移動できるという意味でも飛行機の利用がおすすめです。
SKYマークの航空券検索
ANAの航空券検索
JALの航空券検索
スターフライヤーの航空券検索
福岡空港発着の航空券検索
羽田空港-福岡空港間の航空券
羽田空港発-福岡空港着 福岡空港発-羽田空港着