観光・レジャー・グルメもおまかせ！鳥取砂丘を遊び尽くそう！

鳥取砂丘は、高低差のある砂丘ならではの地形を活かしたアクティビティ、鳥取特産の二十世紀梨や日本海の新鮮な幸といった鳥取ならではのグルメを楽しめる人気スポットです。今回は、鳥取砂丘の楽しみ方にスポットを当ててご紹介します。

鳥取砂丘ってどんなところ？

鳥取砂丘は、東西16km、南北2.4kmに広がる砂丘です。高低差は最大90mにもなります。観光可能な砂丘としては日本最大級といわれており、中心部は天然記念物に指定されています。
その歴史は古く、10万年の歳月をかけて少しずつ砂が積み上げられ、さまざまな条件が重なり合って現在のような姿に至ったといわれています。
日本海から吹き込む風は、砂のさまざまな模様を描きます。風が描く波のような「風紋」、斜面に積もった砂が簾のような規則的な筋を描く「砂簾」、雨が降った後の湿った砂の上を風が吹くことで荒々しい柱のような形を形成する「砂柱」が代表的です。特に砂柱は台風の通過後など特定の気象条件下では高さ20cmもの大きな柱ができることもある珍しい現象です。

鳥取砂丘へのアクセス

バス、タクシー、車などでアクセスできます。鳥取駅からは砂丘に向かう路線バスが運行しています。ただし、1時間に1～2本なので時間帯や交通状況によっては予定時間を過ぎる場合もあります。
砂丘以外にも県内を観光する予定なら、空港や駅の周辺でレンタカーを借りて移動する方がおすすめです。

散策時の注意点と移動手段

「鳥取砂丘会館」と「らくだ屋」では長靴、「鳥取砂丘パークインフォメーションセンター」ではスリッパがレンタルできます。
鳥取砂丘市営駐車場から鳥取砂丘入口までは木造のスロープが設置されており、車いすやベビーカーで途中まで行くことが可能です。砂地を走行できる車いすの貸し出しも行っています。
観光の拠点となる砂丘センターからは、砂丘までのリフトが運行しています。砂丘と日本海を眺めながら快適に移動できます。料金は大人片道200円、往復300円、子供片道150円、往復200円、4才以下は無料です。

鳥取砂丘ならではの移動手段でおすすめなのが、やはりラクダでしょう。少し料金はかかりますが、オリエンタルなおとぎ話の世界を体感できます。記念撮影も可能です。そのほかにも、約15分でおすすめのビューポイントを回る遊覧馬車も用意されています。

「鳥取砂丘会館」
住所：鳥取県鳥取市福部町湯山2164
「らくだ屋」
住所：鳥取県鳥取市福部町湯山2164-449
「鳥取砂丘パークインフォメーションセンター」
住所：鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661

いつ行くのがベスト？

鳥取県は、年間平均気温14.9℃、年間降水量1914mm。1年間を通じて温暖なものの降水量は比較的多めです。しかし、12月～3月は平均気温も低く、日本海からの冷たい風が吹き込むため、体感温度はぐっと冷えるのでしっかり防寒しましょう。
1年を通して楽しめますが、冬は体験できないアクティビティもあります。観光だけでなく、アクティビティも存分に楽しみたいなら春から秋に行くのがおすすめです。