京都の観光スポットをご案内! 「清水寺の舞台」で知られる世界遺産の清水寺

2017.08.14

清水寺

京都は国内でも有数の観光地です。京都市内には観光名所が多数ありますが、その中でも外せないスポットの1つが世界遺産にも登録されている清水寺です。
今回は清水寺について、見所や行事などをご紹介します。

清水寺とは?

京都音羽山清水寺は、「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂の舞台や、音羽の滝などでよく知られています。
世界文化遺産にも登録されている清水寺は、音羽山の中腹に広がる13万㎡の境内に、国宝、重要文化財などを含む15の伽藍が立ち並んでいます。西暦778年(宝亀9年)に開創され、坂上田村麻呂によって伽藍が建立されたといわれています。災害や戦災にあうたびに復興を果たし、今の伽藍は徳川三代将軍の家光により再建されたものです。

【清水寺の基本情報】
住所
京都市東山区清水1丁目294
電話番号
075-551-1234
開門時間・閉門時間
6:00~18:000 ※閉館時間は季節によって異なります
休館日
無休
料金
※一部施設(本堂・舞台)
大人(高校生以上)  400円
小中学生  200円
アクセス
JR京都駅から
京都市バス206系統・東山通北大路バスターミナル行き、100系統清水寺祇園銀閣寺行きで、五条坂下車 徒歩約10分
阪急河原町駅から
京都市バス207系統・東福寺・九条車庫行きで、清水道下車 徒歩約10分
京阪祇園四条駅から
京阪バス83・85・87・88系統等で清水道または五条坂下車 徒歩約10分
京阪電車清水五条駅から
徒歩約25分
駐車場
なし(近辺に京都市営駐車場、コインパーキングあり)

境内の見どころ

本堂

清水寺の本堂は1633年(寛永10年)に再建された大堂です。
本堂の窓の下には深い筋状の傷があります。「弁慶の爪痕」と呼ばれる傷ですが、実際に弁慶がつけた傷ではなく、昔お百度詣りやお千度詣りをする際、暗闇の手探りの中でついたものだといわれています。本堂入り口左側に重さ90㎏以上の代錫杖と14㎏の少錫杖、12㎏の高下駄があります。修験者が奉納したものですが、あまりの重さから「弁慶の錫杖と高下駄」と呼ばれています。力に自信がある方はぜひ持ち上げてみてください。

清水の舞台

本堂から張り出した建物が「清水の舞台」です。
錦雲渓という急な崖に最長約12mの欅の柱を並べる「懸作り」と呼ばれる建て方で、釘は一本も使っていません。4階建てのビルの高さがあり、面積は約190㎡、410枚以上のヒノキ板を敷き詰めています。京都市内が一望でき、実際に舞台奉納なども行われています。

音羽の瀧

清水寺の開創の起源となった瀧です。ここに清水が湧き出ることから「清水寺」と名付けられました。
元々瀧行の場ですが、今は3筋に分かれて落ちる清水を柄杓に汲み、六根清浄、所願成就を祈願するための場所になっています。大変人気があり、行列ができていることもよくあります。

清水寺の主な年中行事

夜の特別拝観

年3回実施される夜の特別拝観は、ライトアップされた幻想的な雰囲気の境内を楽しむことができます。
2017年のスケジュール
(春) 3/3~3/12 3/25~4/9 18:00~21:00(受付終了)
(夏) 8/14~8/16 18:30~21:00(受付終了)
(冬) 11/11~12/3 17:30~21:00(受付終了)

千日詣り

この日に観音様へお参りすると千日分のご利益があるとされている、観音様の最大の功徳日です。夜の特別拝観とあわせて、ご利益を求めて多くの方が参拝に訪れます。清水寺本堂の内々陣ではご献灯することもできます。
2017年のスケジュール
 8/9~8/16 9:00~17:00(受付終了)
 ※8/14・8/15・8/16の3日間は18:30~21:00(受付終了)も拝観できます。
8/14~8/16は夜の特別拝観と重なっていますので、ライトアップされた清水寺も見られて、更にお得です。

成就院庭園特別公開

清水寺境内にある「月の庭」と呼ばれる庭園の特別公開です。この庭園は国指定の「名勝」で、「誰が袖手水鉢」「烏帽子石」「蜻蛉灯篭」「手毬灯篭」などの奇石と美しい庭園が見どころ。毎年、春秋の期間限定で公開していることもあり、昼の庭園鑑賞、夜のライトアップ共にとても人気です。
2017年のスケジュール
4/29~5/7 9:00~16:00(受付終了)
 11/18~12/3 9:00~16:00(受付終了) 夜間公開18:00~20:30(受付終了)

清水寺では他にも「青龍会(せいりゅうえ)」「玄奘三蔵会」「彼岸会」「節分会」など、さまざまな行事が行われています。

地主神社

清水寺のすぐそばに「地主神社」があります。清水の舞台を出るとすぐ左側なので、ほぼ同じ敷地です。お寺の本堂を出てすぐに鳥居をくぐって神社とはちょっとおかしな感じがしますが、明治以前の「神仏習合」の象徴であり、かつ「日本」の概念が生まれる以前の古代信仰聖地の名残といわれています。
地主神社は「縁結びの神様」で有名で、良縁を求める人がたくさんお参りに来る神社ですが、世界文化遺産に登録されていて、創建は縄文時代にまでさかのぼります。
境内の「恋占いの石」は10mほど離れて立つ膝の高さほどの石で、片方の石からもう片方の石まで目を閉じてたどりつければ恋の願いが叶うと言い伝えがあります。
この恋占いの石は科学的調査の結果、縄文時代の石だと判明していて、そう思うとご利益がありそうな気がしてくるかも…。
恋占いの石の他にも、「銅鑼の音祈願」「おかげ明神といのり杉」「撫で大国さん」「祓戸社」「水かけ地蔵」など、良縁が叶うとされる伝説があるスポットがたくさんあります。

清水寺周辺の見どころ

清水寺に向かう参道にはたくさんのお店が軒を並べています。
京都の代表的なお菓子「八つ橋」のお店、京陶器の清水焼のお店、京友禅の小物や油取紙や模造刀を売る民芸工芸店、お茶屋さんや飲食店など、多種多様なお店がありますので、お店を見て歩くだけでも楽しめます。

清水寺の参拝の後は、清水寺から北へ向かう坂道を下ってみることもおすすめです。三年坂(産寧坂)から二年坂を通り高台寺へ抜ける道で、京都らしいフォトスポットがいくつもあります。
また、この道沿いにもたくさんのお店が並びます。
三年坂へ降りる角には、創業約360年の「七味屋本舗」があります。三年坂を少し下ると、司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」の中で坂本龍馬が通っていた「明保野亭」があります。実際に、幕末の頃は志士たちが利用したお店だといわれています。

高台寺前を右に曲がり坂を上ると、坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓がある霊山護国神社があります。お墓からは京都市内が一望できますし、ちょっと足を延ばしてみてもいいかもしれません。

さいごに

清水寺は外せない京都の観光スポットのひとつです。参道で楽しみ、本堂と清水の舞台を観光して、地主神社や三年坂を見ながら高台寺方面へ行けば、八坂神社や祇園方面へのアクセスも便利です。夜の特別拝観の時期は、日中とは一味違う清水の舞台を見ることもできます。
これから京都観光へ出かける方は、ぜひ清水寺観光も検討してみてはいかがでしょうか。

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