お子さんが1人で飛行機に搭乗する必要がある場合、またはそのような経験をさせたいとお考えの場合、子どもの単独搭乗についての規則・サービスを知っておく必要があります。今回は子どもが1人で飛行機に乗ることができる年齢、一般航空会社が提供している子ども向けのサービスをご紹介します。
子どもは条件によって1人でも搭乗可能
子どもであっても航空会社の定めた年齢に達していたり、あるいは子ども用のサービスに登録したりすると1人でも飛行機に搭乗できます。条件を満たさなければ1人で飛行機に乗ることはできないので、次に紹介することを確認してから航空券を予約するようにしましょう。
子どもの航空券の料金については次の記事を参考にしてください
飛行機の子ども料金は何歳まで？
一般航空会社は満6歳以上から1人で搭乗可能
JAL・ANAなどの一般航空会社では満6歳以上から1人で飛行機に搭乗することができます。満3～5歳までは大人(満12歳以上)の同伴者が必要なので要注意です。
満6～7歳の子どもが飛行機に1人で乗る場合は子ども用サービスに登録する必要あり
JAL、ANAといった一般航空会社は満6歳以上から1人で飛行機に搭乗することができますが、JALでは「キッズおでかけサポート」、ANAでは「ANAジュニアパイロット」というサービスに登録する必要があります。サービスを利用するためには、各航空会社のホームページから申込書・同意書をダウンロードしたうえで、保護者が署名しなければなりません。署名した申込書・同意書は搭乗当日に、お手伝いが必要なお客さま専用のカウンター（JALの場合はJALスマイルサポートカウンター）にいるスタッフに提出しましょう。搭乗当日に記入することも可能ですが、空港の混雑具合によっては時間がかかるので、事前に用意しておくのがよいでしょう。
子ども用のサービスを利用できる一般航空会社は次の通りです。
JAL：キッズおでかけサポート
ANA：ANAジュニアパイロット
ソラシドエア：ソラシドキッズ
エアドゥ：エア・ドゥキッズ
スターフライヤー：リトル☆コメット
スカイマーク：SKY KIDS/スカイキッズ
満8歳以上はサービスに登録する必要なし
満8歳以上であれば子ども用サービスに登録しなくても1人で搭乗することができます。満8歳～11歳は希望すれば子ども用サービスを利用することができます。
一般航空会社で利用できる子ども用サービスの内容
子ども用サービスとは、出発空港から到着空港まで迷わないように各航空会社のスタッフがサポートをしてくれるサービスです。当日は各航空会社の子ども用サービスカウンターに申込書を提出し、誓約書にサインする必要があります。
子ども用サービスの内容は次の通りです。
空港で
出発空港で搭乗口まで見送り可能
保護者の方は航空券を持っていなくても搭乗口まで同伴しお子さまを見送ることができます。子ども1人につき、付添いは1人までです。
到着後、到着ロビーまでスタッフが案内
到着ロビーまでスタッフが案内してくれます。所定の集合場所まで案内してくれるので、出迎えるときはその場所で待っていましょう。なお、引き合わせの際は出迎えた方の署名が必要になります。
機内で
航空会社オリジナルグッズを貰える
機内では飛行機の模型やストラップなど航空会社オリジナルグッズのプレゼントが用意されています。
LCCは満12歳以上から1人で搭乗可能
ジェットスター、ピーチ・アビエーションといったLCCでは満12歳以上から1人で飛行機に搭乗することができます。料金も子ども料金の設定はなく、大人と同一料金となります。
LCCの搭乗口は多くの空港の場合、端にあります。子ども1人で空港に行かせる場合、あらかじめ出発・到着空港の構内図を保護者の方が一緒に見て、迷わないようにしてあげましょう。
まとめ
JAL・ANAなどの一般航空会社の場合、満6歳以上から1人で飛行機に搭乗することができ、満6～7歳は子ども用サービスに登録する必要があります。子ども用のサービスを利用するには各航空会社のホームページで申込書・同意書をダウンロードし、空港のカウンターに提出する必要があります。ジェットスターやピーチ・アビエーションなどのLCCは満12歳以上から1人で飛行機に搭乗することができます。
飛行機に初めて乗る場合や飛行機の乗り方に不安がある場合には、次の記事も参考にしてください。
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