鎌倉旅行の魅力を休憩できるカフェもあわせてご紹介

海から山までおすすめの観光スポットがたくさんあり、魅力あふれる街鎌倉は、長い時間をかけて独自の文化を生み出してきました。自然や寺社仏閣などの観光はもちろん、「食」も楽しめるのが魅力な街です。今回は、鎌倉旅行のカフェ巡りについてご紹介します。

鎌倉駅、小町通り周辺の見どころとカフェ

鎌倉駅は鎌倉観光の中心で、出発点です。周辺にはぜひ見ておきたい観光スポットがたくさんあります。古都鎌倉といえば寺社仏閣巡りではないでしょうか。鎌倉駅の周辺にも多くの寺社仏閣がありますが、おすすめは鶴岡八幡宮です。鶴岡八幡宮は鎌倉のシンボルといえる場所で、元は1063年に源頼義が源氏の氏神として由比ヶ浜にお祀りしたものを、鎌倉幕府を興した源頼朝が今の場所に移したことがはじまりといわれています。
鶴岡八幡宮まで、小町通りを行くのがおすすめです。お土産やショッピング、そして食べ歩きが楽しめるお店が並んでいます。

鎌倉駅、小町通り周辺には休憩にぴったりなカフェがたくさんあります。コメダ珈琲やスターバックスコーヒーなどの安心して入れるチェーン店から、厚さが10ｃｍを超えるホットケーキを楽しめる老舗カフェのイワタコーヒー店などさまざまなカフェがあります。

北鎌倉周辺の見どころとカフェ

鎌倉駅からJRで1駅北に進んだところが北鎌倉駅です。静かで落ち着いた雰囲気の北鎌倉駅周辺には、多くの寺社仏閣が点在しています。紫陽花寺としても有名な「明月院」は、毎年時期が来ると数えきれないほどの紫陽花が咲き誇ります。紅葉が美しい「円覚寺」は鎌倉時代に北条時宗が開山したといわれている寺で、蒙古襲来による殉死者を敵味方の区別なく弔っています。急で長い階段を登り切った場所にあり、今もなお中世の雰囲気が残る寺です。寺以外にも、築100年以上になる古民家を利用した展示スペース「北鎌倉古民家ミュージアム」や、絵本作家葉祥明の作品を集めた「葉祥明美術館」なども見どころです。

北鎌倉駅周辺には、古民家を利用したカフェや、一見カフェとは思えないように密かな佇まいのカフェなど、個性的でおしゃれなカフェがいくつもあります。

江ノ島周辺の見どころとカフェ

湘南モノレールの終点「湘南江ノ島駅」、もしくは江ノ島電鉄の「江ノ島駅」で降りて海に向かって歩いて行くと、江ノ島に到着します。江ノ島に入ると、まず弁財天仲見世通りが見えます。お土産屋さんや飲食店が並ぶ通りで、お土産を買ったり、海産物やお饅頭などの名物を食べたりすることができます。通りを抜けて、エスカーなどを使って江ノ島の頂上に登ると、湘南のシンボルともいえるシーキャンドルがあります。シーキャンドルは展望台になっていて、江ノ島一帯と湘南の海岸が一望できる絶景スポットです。

江ノ島神社は広島の宮島、滋賀の竹生島とともに日本三大弁財天といわれる神社です。「奥津宮」「中津宮」「辺津宮」の3つに分かれています。他にも、稚児ケ淵で海辺の生物に触れたり、岩屋で洞窟探検をしたりなど、楽しみ方はさまざまです。

江ノ島内にはカフェが数店舗あるので、疲れた時は休憩をとりつつ楽しみましょう。フレンチトーストが美味しいLONCAFEや、しまカフェ江のまるなどがおすすめです。江ノ島の対岸には、新江ノ島水族館があります。こちらもぜひ訪れてみたいスポットの1つです。水族館の近くには、海を見ながらお茶を楽しめるおしゃれなカフェや、スターバックスコーヒーなどのチェーン店があります。江ノ島や湘南海岸を歩いた後は、美味しい飲み物やスイーツで一息入れてみてはいかがでしょうか。

長谷駅周辺の見どころとカフェ

由比ヶ浜から極楽寺までの間にもいろいろな観光スポットがあります。川端康成や夏目漱石など、鎌倉ゆかりの文学者300名以上のさまざまな品を保存している鎌倉文学館は、緑の木立に囲まれたアプローチから、窓の外の湘南の海までさまざまな楽しみ方ができるスポットです。そして、鎌倉のシンボルの1つ、鎌倉大仏がある「高徳院」もこのエリアにあります。他にも、四季折々の花々が咲く、長谷の花の寺として有名な「光則寺」や日本最大級の「木造十一面観音」を本尊とした、長谷エリアの観光の中心「長谷寺」なども見どころです。

このエリアのカフェの特徴は、古民家を改装したカフェや、路地裏に隠れ家のようなカフェがあること。パンケーキが美味しいカフェ、パンが美味しいカフェなど、それぞれに特徴があるので、お気に入りの1店で美味しいひと時を過ごすと良いでしょう。