赤ちゃんを連れて旅行に行く際に欠かせないのが、ベビーカーと紙おむつです。飛行機内にベビーカーを持ち込めるのか、おむつはどこで交換できるのか等が分からず不安な人も多いのではないでしょうか。今回は飛行機へのベビーカーの持ち込みや、機内でのおむつ交換について紹介します。
ベビーカーは機内に持ち込み不可!
ベビーカーは持ち込み荷物のサイズ制限を下回る場合を除いて、JAL・ANAなどの一般航空会社、LCC各社共に機内に持ち込むことができません。スーツケースを預けるのと同様に、手荷物カウンターにて預ける必要があります。
持ち込み荷物のサイズ制限については、次の記事を参考にしてください
知っておくと安心!国内線の荷物の持ち込みの条件まとめ
一般航空会社とLCC各社は共にベビーカーを無料で預けることができます。
JALの場合、サイズが「50cm×60cm×120cm以内」であれば、無料でベビーカーを預けることができます。規定のサイズを超えるベビーカーの場合は料金がかかることもあるので、事前に航空会社に確認しておきましょう。
ANAでは出発時にカウンターで預けたベビーカーを、到着空港にて「プレミアムカスタマー」、「プレミアムクラスの搭乗者」の手荷物に次いで優先的に返却するベビーカー優先返却サービスを行っています。
ベビーカー貸出しサービスあり!
一般航空会社では多くの場合、ベビーカー貸出しサービスを利用できます。ご自身のベビーカーをカウンターで預けても、搭乗口までの移動のために航空会社が提供するものを借りることができます。利用の際は空港内にあるカウンターで借りることができ、予約をする必要がなく、無料で利用できます。ただし、ベビーカーの数に限りがあるため利用できない場合もあります。借りられなかった場合のことも考えて準備しておきましょう。
機内にあるおむつ替えテーブルを利用可能!
「ANA ボーイング767-300」のおむつ替えテーブル
おむつの交換は、おむつ替えテーブルがある機内の化粧室で行うことができます。一般航空会社とLCC各社は、一部の機体を除いておむつ替えテーブルが利用できる化粧室を備えています。
おむつ替えテーブルで使用済みの紙おむつを捨てる際は、ビニール袋などに入れ、化粧室内にあるゴミ箱に捨てます。
また、シートベルト着用サインが点灯している間はトイレを利用することができません。天候によっては長時間点灯していることがあるので、必要な際には早めにおむつを交換するようにしましょう。
一般航空会社のおむつ替えテーブルの有無
ANAは提携航空会社が運航する一部の便を除いて、国内線・国際線全ての機体におむつ替えテーブルがあります。JALは「ボンバルディアDHC8-Q400CC」「ボーイング787-9」「サーブ340B」にはおむつ替えテーブルがありません。また、JAL・ANAともに予備の紙おむつを用意しています。
LCCのおむつ替えテーブルの有無
LCCでよく使われている「A320」の機体では、ジェットスターがおむつ替えテーブルを備えています。
まとめ
飛行機に持ち込める荷物のサイズ制限を下回る場合を除いてベビーカーは持ち込むことができず、手荷物カウンターにて預ける必要があります。規定のサイズ以下であれば一般航空会社とLCC共に無料で預けることができます。また、一般航空会社はベビーカー貸出しサービスを行っており、ベビーカーを借りて搭乗口まで移動することができます。
おむつ替えは、機内にあるおむつ替えテーブル付きの化粧室で行うことができ、一般航空会社の場合は予備の紙おむつも用意してあります。
ベビーカーの貸出しやおむつのサービスを利用したいときは、一般航空会社を利用することをおすすめします。
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