料金はどれくらい？優雅なひと時を過ごせるANAのファーストクラス

ANAのファーストクラス

海外へ渡航する際、多くの路線でファーストクラスを利用することができます。料金は高めですが、豪華な機内食やドリンク、プライベート空間を確保できるシート、眠りやすい寝具やいろいろなアメニティなど、ハイクラスのサービスを受けることができます。搭乗前にはANA SUITE LOUNGEを利用できるので、搭乗時間まで優雅に過ごすことができます。今回はANAのファーストクラスについてご紹介します。

ANAのファーストクラスを利用できる路線は？

ANAのファーストクラスを利用できる日本からの路線は次の通りです。

・アメリカ・カナダ・ハワイ・メキシコ/カリブ/中南米（北米経由）、南米行（ヨーロッパ経由）
・ヨーロッパ・中東（ヨーロッパ経由）・中東（南回り）・アフリカ（ヨーロッパ経由）・アフリカ（南回り）
・タイ・シンガポール・ベトナム・インドネシア・マレーシア・ミャンマー・カンボジア/ラオス・ブルネイ・インド・南アジア
・オーストラリア・ニュージーランド

日本発のANA便で、上記の国に行く場合はファーストクラスを利用できます。

利用するための料金

ファーストクラスは飛行機の座席の中でもっとも高いクラスです。快適な空の旅を楽しむための機内サービスが充実しているため、料金も高めに設定されています。例えば、東京からロサンゼルスまでのANAファーストクラスの料金は約110万円です。

マイレージを活用している方は、マイルを貯めるとファーストクラスを利用することができます。マイルでフライト予約をする際に「利用クラス」を選択しますが、表示がYはエコノミークラス、Cはビジネスクラス、Fがファーストクラスです。クラス表示が無い場合は選択できません。例えば、日本から北米までファーストクラスを選択した場合、150,000マイル～165,000マイルが必要となります。

※2018年5月調査時点の料金
ANA：2018年5月23日成田空港16時5分発ーロサンゼルス空港10時着

ANAのファーストクラスのサービス

機内食

ファーストクラスでは豪華な機内食を楽しめます。和食、洋食が準備されていて、ANAシェフが創る一皿ごとのオリジナルメニューを食べることができます。メインの食事以外にも、高級料亭やレストランの一品、有名ラーメン店一風堂のラーメンなども注文できます。

ドリンクも無料で、最上級の各国のワインが揃ったANAワインセレクション、ビンテージのシャンパン、日本酒からソフトドリンク、コーヒーから抹茶までが揃います。事前に申し込みしておけば、小さな子ども向けの機内食やアレルゲン対応食、各宗教に対応した特別食なども提供しています。

シート

ファーストクラスのシートは高い壁で仕切られたスクエア型のシェルになっており、プライベート空間を保っています。内部は無駄を極限まで削いで、最大限の快適なスペースを確保、ゆったりとリラックスできる最上級の空の旅が楽しめます。ANAのファーストクラスのシートの機能は次の通りです。

・23インチ大型液晶ワイドスクリーン（デジタルノイズキャンセリングヘッドホン付）
・LEDパーソナルライト×2
・大型可動式のダイニングテーブル
・液晶モニター付きの衛星国際電話
・ジャケットやシューズの専用収納スペース
・ユニバーサルタイプのPC電源、USBポート

アメニティ

ファーストクラスはアメニティも充実しています。寝具のマットレスは東京西川の特殊立体構造マットレスとなっています。また、仰向けでも横向きでも柔軟にフィットする枕やオーガニックコットンと高級カシミアのブランケット、両面ニット素材のリラックスウェアなど、快適な眠りのためのアメニティが準備されています。リラックスウェアは持ち帰ることもできます。化粧水や乳液などの各種アメニティが入ったアメニティポーチセット、スリッパ、カーディガンもあります。

搭乗前も豪華

ファーストクラスを利用される方は、搭乗前にも特典があります。ANA SUITE LOUNGEを利用できるので、ゆったりとした空間で搭乗時刻まで過ごせます。ANA SUITE LOUNGEでは、午前は各種朝食、午後はランチやハイティー、終日各種のお食事やドリンク、フルーツなどを自由に食べることができます。もちろんアルコールも無料で提供しています。

ラウンジ内のDININGでは前菜とメインディッシュ、デザートをいただけます。メインディッシュには和牛のステーキやお魚料理、エビのソテーなどいろんな種類の料理があり、前菜やデザートはビュッフェ形式となっています。