JALの運賃形態の1つに株主優待割引があります。JALの株主優待割引は株主以外でも利用できるのをご存知でしょうか?エアトリでも株主優待割引を利用した航空券を予約できます。今回はJALの株主優待割引のメリットについてまとめました。
1. 予約の変更が可能
JALだけでなく、株主優待券を利用した割引は、予約の変更ができます。株主優待券割引とは、普通運賃を半額で予約できる割引です。そのため、普通運賃とほぼ同様の利用条件となっています。旅行代理店でも利用でき、普通運賃の半額に仕入れ金額を追加した料金で、航空券を予約できます。
株主優待割引は早期購入割引と比べ、航空券の有効期間が長く、航空券を発行した翌日から起算して1年間有効です。
JALの株主優待割引と早期購入割引の利用条件の違いは次の通りです。
2. ゴールデンウィークやお盆などでもお得に予約可能!
株主優待割引は、普通運賃の料金を半額にできる運賃のため、ゴールデンウィークやお盆、学生の長期休暇にあたる8月や3月などにもお得に航空券を予約できます。早く予約すればするほど安く航空券を予約できる早期購入割引は、ゴールデンウィークやお盆の時期には割引率が低くなり、割高になります。株主優待券とほぼ同じ料金で予約するには、1.5ヶ月前程度から航空券を予約しなくてはいけない場合もあります。
株主優待割引を利用した航空券は当日でも予約できるため、急な予定の場合でもお得に航空券を予約できます。
次の表は株主優待割引と早期購入割引の料金を比較した表です。
2019年3月11日 羽田空港6:25発-那覇空港:9:10着
3. チケットレスサービスを利用でき急いでいる時でも安心
JALの株主優待割引では、飛行機への搭乗をスムーズに行えるチケットレスサービスを利用できます。チケットレスサービスとは、自動チェックイン機で航空券を発行せずに、バーコードリーダーに2次元バーコードを読み取らせるだけで飛行機に搭乗できるサービスです。スケジュールに余裕がない場合でも、航空券を発券せずに済むため、時間を節約して飛行機に乗ることができます。
なお、保安検査場では「スマートフォン」に表示された搭乗用バーコード、搭乗口では「プリントアウト」した搭乗用バーコードを読み取らせるなど、保安検査場と搭乗口とで別媒体のバーコードをかざした場合、エラーが出て搭乗できないため注意が必要です。チケットレスサービスでは、保安検査場と搭乗口で同じ媒体の2次元バーコードを読み取らせる必要があります。
4. 全国の路線で利用可能
JALグループの国内就航路線数は、北は北海道、南は沖縄まで全142にのぼります(コードシェア含む)。株主優待割引がある航空会社は、ANA・スターフライヤー・ソラシドエアで、うちANAはJALと同様に全国で就航していますが、スターフライヤー、ソラシドエアは九州地方を中心に就航しています。JALの路線数は多いため、株主優待割引を利用して全国各地への航空券をお得に予約することができます。
5. ファーストクラスをお得に利用可能!?
株主優待割引で予約した場合、座席のクラスで最も高い「ファーストクラス」を航空券の予約時に選ぶことができます。ファーストクラスは運賃に8,000円追加することで利用できます。エアトリでのファーストクラスの料金をプラスした普通運賃は、羽田空港-那覇空港では「56,390円」、ファーストクラスの料金をプラスした株主優待割引は「42,290円」となっていて、14,000円以上お得です。
次の表はファーストクラスの料金を追加した「普通運賃」「株主優待割引」の料金を比較した表です。
株主優待割引
2019年3月11日 羽田空港6:25発-那覇空港:9:10着
普通運賃
2019年3月11日 羽田空港6:25発-那覇空港:9:10着
JALのファーストクラスについては意外と安い!?国内線、JALのファーストクラスで優雅な旅!を参考にしてください。
さいごに
JALの株主優待割引は、ゴールデンウィークやお盆でも航空券をお得に予約できる、予約時にファーストクラスを選択できて料金もお得であるなどのメリットがあります。株主優待割引を利用してファーストクラスを予約した場合、路線や時期によって異なりますが、普通運賃よりも14,000円以上お得になることもあります。また、時間を節約したい場合にも便利なチケットレスサービスも利用できます。
JALの株主優待割引には多くのメリットがあります。出張や旅行に出かけるときは、利用してみてはいかがでしょうか?
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