「1時間前に空港到着で大丈夫?」と不安なあなたへ。2025年最新ルール&実践ポイントを徹底解説!
【目次】
1. 2025年最新版:国内線到着推奨時刻
2. 空港到着から搭乗までのフローと時間目安
2-1. ターミナル到着・航空会社カウンターへ(5~15分)
2-2. 自動チェックイン/オンラインチェックイン(5~10分)
2-3. 手荷物預け(Baggage Drop/カウンター)(10~15分)
2-4. 保安検査(15~20分)
2-5. 搭乗口へ移動・搭乗手続き(5~10分)
3. 各ステップ最新ポイント&注意点
4. 旅行シーズン&空港混雑対策
5. まとめ:余裕を持って快適搭乗!
1. 2025年最新版:国内線到着推奨時刻
・標準:出発時刻の1時間前到着(地方空港/平日・閑散期)
・繁忙期・大型空港:出発時刻の1.5時間前到着 ※羽田・成田・関空など
2025年現在、多くのLCC含む全航空会社では、オンラインチェックインが推奨されており、モバイル搭乗券(QRコード)による搭乗が主流になっています。自動チェックイン機は継続して使用されており、オンラインチェックインの利便性を活かしつつ、従来のチェックイン機や有人カウンターも併用可能な体制が取られています。
2. 空港到着から搭乗までのフローと時間目安(計40~70分)
以下に、空港到着から飛行機に搭乗するまでの一連の流れと、それぞれのステップにおける時間の目安についてご紹介します。
空港に到着してから搭乗ゲートに向かうまでには、チェックイン手続き、手荷物預け、保安検査(セキュリティチェック)など、いくつかの手続きがあります。これらをすべてスムーズに終えるまでにかかる所要時間の目安は、通常でおおよそ40~70分程度です。
ただし、お盆や年末年始、ゴールデンウィークなどの旅行シーズン、また出発便が集中する時間帯には、各手続きに通常よりも時間がかかる場合があります。そのため、混雑時にはさらに20分程度の余裕を見込んでおくことをおすすめいたします。
2-1. ターミナル到着・航空会社カウンターへ(5~15分)
空港に到着したら、まずは航空会社のチェックインカウンターへ向かいましょう。大きな空港でなければ、駐車場や最寄りの電車の改札口からチェックインカウンターまでは5~10分ほどで到着できます。
JALやANAといった一般航空会社のカウンターは、多くの場合、空港のターミナル中央部に集約されています。一方で、ジェットスターなどのLCC(格安航空会社)は、大型空港では専用のターミナルやカウンターが設けられていることがあり、到着口からの移動に時間がかかる場合があります。たとえば、成田空港ではLCCのジェットスターを利用する際は第3ターミナルを使用する必要があり、JALやANAが使用する第1・第2ターミナルと比べて離れているため、移動時間に余裕をもって行動することが重要です。
特に初めて利用する空港では、空港の構造や動線に不安を感じることもあるかと思いますので、あらかじめ空港の公式サイトなどでターミナルマップを確認し、到着口からチェックインカウンターまでのルートを把握しておくと安心です。
成田空港のジェットスター、スプリングジャパンのチェックインカウンターについては次の記事も参考にしてください。
【JJP・SJO】空港第2ビル駅から成田空港第3ターミナルの国内線チェックインカウンターまで徒歩何分かかる?行き方を解説
2-2. 自動チェックイン/オンラインチェックイン(5~10分)
搭乗手続きは、空港に設置されている自動チェックイン機やオンラインチェックインを利用して行うのが一般的です。自動チェックイン機では、eチケットをその場で素早く発券できるため、大きな混雑がなければ短時間で手続きが完了します。機械は複数台設置されていることが多いため、混雑している場合は空いている端末を探して利用するとスムーズです。
また、現在では多くの航空会社でオンラインチェックインの利用が推奨されており、スマートフォンやパソコンを通じて事前に座席指定や搭乗券の取得が可能です。出発当日は、空港で搭乗券を印刷することなく、そのまま保安検査場に進むこともできます。
・オンラインチェックインが可能な航空会社(出発24時間前〜2時間前まで)
ANA(全日空)、JAL(日本航空)、Peach、Jetstar、ソラシドエア、IBEXエアラインズ、オリエンタルエアブリッジに加え、スターフライヤーやトキエアでもオンラインチェックインに対応しています。
ただし航空会社によって運用は異なり、例えばPeachは航空会社の公式アプリを使用しないとWEBチェックインができない仕様となっています。また、Spring Japanはオンラインチェックイン非対応のため、空港でのチェックインが必要です。
eチケットの使い方はこちらの記事を参考にしてください。
2-3. 手荷物預け(Baggage Drop/カウンター)(10~15分)
オンラインチェックイン、または空港でeチケットを発券したあとは、次のステップとして手荷物を預ける手続きに進みます。荷物の預け入れは、空港内に設置されている「手荷物預けカウンター」または「自動手荷物預け機(SSBD)」で行います。
なお、預ける荷物の中に航空機内へ積み込むことができない危険物(ライター、スプレー缶、大容量バッテリーなど)が含まれている場合、空港で預け入れを断られることがあります。その際には自宅などに送り返す必要があり、追加の手間や時間がかかってしまいます。そのため、事前に航空会社や空港の公式サイトで「預け入れ禁止物」「制限品」の確認を行い、不備のないよう準備を整えておくことを強くおすすめします。
預け荷物についてはこちらの記事を参考にしてください
2-4. 保安検査/セキュリティチェック(15~20分)
荷物を預けたあとは、保安検査場で機内に持ち込む手荷物の検査を受けます。保安検査の混雑状況は時間帯やシーズンによって異なり、特に朝7時〜9時、夕方17時〜19時は長蛇の列ができることもあるため、余裕を持って行動することが大切です。
検査をスムーズに通過するためには、事前に機内に持ち込めないもの(刃物類、大容量バッテリー、スプレー缶など)が入っていないか確認しておきましょう。また、液体類は100ml以下の容器に入れ、1リットル以内のジッパー付き透明袋にまとめる必要があります。すぐに取り出せるように準備しておくと安心です。
ノートパソコンやタブレットなどの大型電子機器も、検査時に取り出してトレーに置く必要があるため、あらかじめ取り出しやすい場所に収納しておくとスムーズです。
なお、2025年から一部空港ではAIによる保安検査が導入されており、液体物の申告がスマホのQRコードで完了できるなど、手続きの効率化が進んでいます。ご利用の空港の対応状況については、事前に公式サイトでご確認ください。
手荷物検査についてはこちらの記事を参考にしてください
【手荷物検査】保安検査場をスムーズに通過するポイントを解説
飛行機にアクセサリーは持ち込める?注意すべき持ち物6選
2-5. 搭乗口へ移動・搭乗手続き(5~10分)
手荷物検査を終えたあとは、出発ロビーへと進みます。この時点で搭乗までに必要な手続きはすべて完了しているため、出発時刻までの間は空港内の免税店でお土産を購入したり、カフェで一息ついたりと、自由に過ごすことができます。
ただし、搭乗口は通常、出発時刻の10分前にはクローズされますので、時間には十分ご注意ください。また、ビジネスクラス利用者や航空会社の上級会員は優先搭乗の案内があり、その後に一般の乗客の搭乗が始まります。
空港内でゆっくり過ごすことも大切ですが、搭乗時刻に遅れないよう、時計や案内表示をこまめに確認しながら行動しましょう。
3. 各ステップ最新ポイント&注意点
・国内線搭乗における時間厳守の重要性
国内線では、保安検査を出発の20分前までに済ませ、搭乗口には出発の10分前までに到着しておく必要があります。これらの時間を過ぎると、たとえ空港内にいても搭乗できなくなる可能性があるため、時間に余裕を持って移動しましょう。
・頻繁な利用者向けの自動通過サービス
JALの「タッチ&ゴーサービス」を利用すれば、予約時に取得した2次元バーコードあるいはIC機能付きカードを使って、チェックインから搭乗までをスムーズに一括通過できます。時間のない方や出張などで頻繁に利用する方には特に便利なサービスです。
4. 旅行シーズン&空港混雑対策
お盆やゴールデンウィーク、年末年始などの旅行シーズンは空港が非常に混雑します。手続きに時間がかかることが多いため、通常より30分以上余裕を見て、1時間以上前に空港到着をおすすめします。
学校の休暇期間は午後の便が混みやすいため、午前の早い便を選ぶと混雑を避けやすいです。また、混雑を避けるために、直前チェックインができる夜便や深夜便を利用するのも有効です。
混雑時は余裕を持って行動し、スムーズな旅を心がけましょう。
5. まとめ:余裕を持って快適搭乗!
空港到着から搭乗口までの所要時間は約40~70分です。国内線では、保安検査は出発20分前まで、搭乗口には10分前までに手続きを完了する必要があります。出発の1時間前(大型空港や繁忙期は1時間30分前)には空港に到着することをおすすめします。
2025年以降はオンラインチェックインやセルフサービス機が増え、手続きがスムーズになっています。初めての空港や混雑する旅行シーズンは、事前にルートを確認し、余裕を持って行動しましょう。
搭乗締め切り時間は航空会社によって異なるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。快適な旅をお楽しみください。
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