季節別に紹介！北海道旅行での服装まとめ

北海道旅行へ出かけるときに服装について気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、北海道旅行へ出かける際の服装について季節別に紹介します。

春（3月～5月）の北海道での服装

北海道の春は、咲き誇る花々を楽しみ、降り残る雪で冬の雰囲気も味わえる季節です。それだけに、気温の変化が激しいので、服装に気を配る必要があります。

春の北海道の気候

北海道は、4月から気温が上がり始め、寒さの厳しい冬が終わります。北海道と東京で平均気温を比べると、5月の札幌は11.24度、東京が18.2度と気温の差は7度近くもあります。また、道内でも気温の差があり、札幌は11.24度、稚内は8.8度と、稚内の場合、3度近くの温度差があります。

北海道の春は、朝晩の気温差があるので気温は確認しておきましょう。

服装は重ね着がおすすめ

北海道のゴールデンウィークは、日差しは暖かく感じますが風はまだ冷たく感じる季節です。朝と夜はまだ寒い季節なので、上着を1枚用意しておくと良いでしょう。また、4月も同様に日中は暖かいですが、薄手のコートや、羽織物があると安心です。3月は暖かい格好をするのはもちろん、まだまだ雪が残っているので、防水加工した靴や滑り止めの靴を用意しておきましょう。

夏（6月～8月）の北海道での服装

北海道の夏も、地域に特性がありさまざまな楽しみ方があります。服装は、旅行先の気候に合わせて準備をしましょう。

夏の北海道の気候

北海道の夏の平均気温は約25度です。根室は20度を下回り、富良野は盆地のため、30度を超える日があります。道内でも気温の差が激しいこともあるので、北海道旅行で長く滞在するときは、道内各地の気温を事前に確認しておくと良いでしょう。
また、北海道は「梅雨」が訪れることが少なく、本州と比べて湿気も低く過ごしやすいのが特徴です。

日中は本州と同じ服装でも問題なし

北海道で日中を過ごす場合、本州と同様にTシャツや短パンなどの服装でも問題なく過ごせます。一方で、朝晩は冷え込むことがあるので、羽織物があれば安心して過ごせます。また、山や湖へ遊びに行く場合も上着も用意しておくと良いでしょう。
北海道はお盆を過ぎると朝晩や日中の寒暖差が大きくなるので、朝晩、日中の気温を考慮した服装を用意しましょう。

秋（9月～11月）の北海道での服装

秋になると気温が下がりはじめ、11月頃には平均気温が5度を下回ることもあります。秋に北海道へ旅行に出かける場合は、しっかりと服装を準備しておく必要があります。

秋の北海道の気候

秋の北海道は、9月から冷え込み始め、11月から気温が急激に下がります。9月の札幌と東京の気温を比べると、札幌の場合は18.1度、東京の場合26.9度と9度近くの差があります。また、11月を比べると札幌は4.9度、東京は16.3度です。秋頃から北海道と本州の気温の差が激しくなります。
北海道に旅行へ行く場合、9月の北海道の気候は、本州の10月位の気温や気候と考えておいたほうが良いでしょう。

11月からは冬支度を

北海道の11月の平均気温は5度程度です。そのため、本州よりも一足早く冬が到来します。本州と同様の服装で旅行に出かけると、快適に過ごせない場合もあるので注意しましょう。
9月の中旬頃からは朝晩が肌寒く感じるので、秋用の上着を用意しておきましょう。10月からは本州の冬と同様の気温になるので、ダウンジャケットや厚手のコートを用意しておくと安心です。

冬（12月～2月）の北海道での服装

北海道の冬は、地域によって、平均気温の差が大きくなります。旅行のプランとあわせて、事前にどのような服を着るか決めておくと良いでしょう。

冬の北海道の気候

冬の北海道は気温がマイナスになることも少なくありません。また、12月中旬から本格的に雪が積もり始めます。特に2月は身体の芯まで冷えるような寒さになります。北海道は地域により、マイナス30度になることもあるので、天気予報で気温の確認をしましょう。必要に応じて、防寒対策をしっかりとしましょう。

滑り止めの靴があると便利

雪が降る時期の北海道へ行く場合、底の部分が平らなビジネス用の革靴だと滑ってしまいケガをする場合があります。冬の北海道へ旅行に出かけるときは、長靴など「滑り止め」効果がある靴の着用をおすすめします。
服装は外の気温と屋内の暖房による気温の差があるので、脱ぎ着しやすい服を用意しておくと良いでしょう。