宇都宮観光なら外せない人気観光スポット17選

宇都宮といえば餃子が有名ですが、餃子の他にも自然や歴史・文化に親しめる人気の観光スポットも充実しています。今回は、厳選した宇都宮のおすすめ観光スポット17ヶ所をご紹介します。

宇都宮の公園

栃木県中央公園

栃木県中央公園は、｢水と緑と文化｣をテーマにした和洋折衷の回遊式庭園です。公園の中心にある4つの池の周りには、紅葉やアヤメ、梅林など情緒あふれる木々が望める日本庭園や、フランス式のユリノキ並木の沈床園、山野草が茂るロックガーデンなどがあり、季節によって趣の異なる景色を見られます。また、園内には鹿沼の秋祭りや彫刻屋台の歴史を音や映像で紹介している彫刻屋台展示館などの歴史を学べる施設もあります。

住所：栃木県宇都宮市睦町2-50

八幡山公園

宇都宮市の中心にある八幡山公園には、園内に宇都宮を見渡せる宇都宮タワー（展望塔）がある他、孔雀やワオキツネザルなどがみられる動物舎、ゴーカートや大型複合遊具「アドベンチャーU」、そして日本最長のモノストーム式鋼吊床版橋である150mの「アドベンチャーブリッジ」など多様な施設があります。
また桜の名所としても知られており、桜のシーズンには約800本のソメイヨシノが咲き誇ります。夜はぼんぼりによるライトアップも行われており、夜桜も楽しめます。

住所：栃木県宇都宮市塙田5-2-70

宇都宮のレジャースポット

とちのきファミリーランド

とちのきファミリーランドは、ジェットコースターなどの全13機種のアトラクションのある入園無料の遊園地です。新幹線「はやぶさ」をイメージした「はやぶさ型ジェットコースター」や大きく揺さぶられるスカイシップなどの絶叫系マシンから、子ども向けのメリーゴーランド、バッテリーカー、観覧車などのアトラクションも充実しています。
園内にある売店では、天ぷらうどんやそば、カレーなどの食事はもちろん、アメリカンドックなどの軽食も味わえます。

住所：栃木県宇都宮市西川田4−1−1

宇都宮動物園

宇都宮動物園は「自然とどうぶつとこどもたち」がテーマのふれあいを重視した動物園で、90種400点の動物たちを飼育しています。ゾウ、キリン、カバやロバといった動物たちへの直接のエサやり、乗馬体験といった動物との触れ合い体験ができます。
ジェットコースターや観覧車を楽しめる遊園地設備も併設されているほか、夏季限定のちびっこプール、冬季限定のマス釣り堀などもあり、一日中遊べるスポットとなっています。

住所：栃木県宇都宮市上金井町552−2

うつのみやろまんちっく村

うつのみやろまんちっく村は、広さ46ha、東京ドーム15個分もの広大な面積を誇る道の駅です。年間を通じてイベントが盛んに催されており、春のゴールデンウィークイベント、夏の盆踊りや夏祭り、秋の花火やスポーツイベント、関東地方のさまざまな鍋料理が楽しめる大鍋まつりなどのイベントを、自然を満喫しながら楽しめます。

また、イチゴ摘みや野菜の収穫など四季折々の体験プログラムを楽しめます。

住所：栃木県宇都宮市新里町丙254

宇都宮の史跡

宇都宮城址公園

宇都宮城址公園は、江戸時代に本多正純の居城として栄えた宇都宮城の本丸の一部を復元した公園です。園内にある清明館の歴史展示室（入場無料）では、宇都宮市の歴史資料を展示しており、宇都宮の歴史を学ぶことができます。また、市民が中心となって運営している「宇都宮城址まつり」では、はっぴ姿で一文字笠・わらじ・道具といった往時の衣装に身を包んだ市民たちが街を練り歩く、宇都宮城主の入城の様子を再現した｢時代行列｣を見られます。

住所：栃木県宇都宮市本丸町1-15

うつのみや遺跡の広場

うつのみや遺跡の広場は、縄文時代前期の大集落跡であり国指定史跡である根古谷台遺跡を再現した約7,000平方メートルの史跡公園です。園内には、日本最大級の規模の復元施設である「1号長方形大型建物」と根古谷台遺跡から発掘された歴史資料を展示している資料館があります。
毎年5月には西側斜面の一面を覆い尽くすほどのニッコウキスゲが咲き誇るのにちなんで、「キスゲ祭り」というお祭りが開催されており、草餅や野菜の即売などが行われています。

住所：栃木県宇都宮市上欠町151−1

長岡百穴古墳

長岡百穴古墳は、52個の横穴式の上代古墳です。「百観音」とも「百穴」とも呼ばれています。穴の中には、室町時代に彫刻された観音像があり、一説には弘法大師が一夜で作ったものといわれています。長岡百穴古墳は飛鳥時代に作られたといわれており、当時の貴重な生活様式を見ることができます。

住所：栃木県宇都宮市長岡町373

宇都宮の神社・仏閣

大谷寺

大谷寺には、大谷寺本尊千手観音（大谷観音）を始め数多くの石仏が保存されています。大谷観音は、平安時代に弘法大師によって作られた作品といわれています。大谷観音を含む脇堂の釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊の１０体の石仏は、国の特別史跡・重要文化財に指定されています。
大谷観音と並んで大谷寺のもう１つの見どころは、6年の制作期間をかけて作成された27mの巨大な石仏「平和観音」です。平和没者供養と世界平和への願いを込めて作られた平和観音を拝観するため、多くの人々がこの地を訪れています。

住所：栃木県宇都宮市大谷町1198

宇都宮二荒山神社

宇都宮二荒山神社は、豊城入彦命、大物主命、事代主命の3つの神様を祀っている神社です。宇都宮の歴史と深い関わりがあり、この神社が下野「一の宮」と呼ばれていたのが、宇都宮の地名の由来ともいわれています。約7,000坪の広い境内には、12の末社が祀られており、豊穣・商業、安産、学問などのご利益があります。所蔵している宝物・文化財も貴重なものが多く、特に三十八間星兜、鉄製狛犬は国指定の重要文化財に指定されています。

住所：栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1

八坂神社

八坂神社は、須佐之男尊、国常立尊、天照皇大神、菅原道真公を祀る神社で、その歴史は古く、1063年に建立したといわれています。毎年２月と11月に神楽殿で奉納される「八坂神社太々神楽」は、天災や病気などの厄除け、五穀豊穣、平和を願って奉納される神楽です。八坂神社の神官が江戸時代に神田明神で技能を学んだと伝えられており、宇都宮市の重要無形文化財に指定されています。

住所：栃木県宇都宮市今泉4-16-28

蒲生神社

蒲生神社は宇都宮市出身の江戸時代の儒学者、蒲生君平が学問の神様として祀られている神社で、学問向上、合格祈願のご利益があるといわれています。毎年10月に、古式に則って市民と共に行われる十五夜の月見「観月会」のほか、4月に行われる「少年奉納相撲大会」など、地元民との繋がりが深い行事が行われています。

住所：栃木県宇都宮市塙田5-1-19

宇都宮の博物館・美術館

栃木県立博物館

栃木県中央公園内にある栃木県立博物館は、栃木県の動植物から歴史、民俗、美術など、さまざまな分野の品々を展示している博物館です。約20,000点もの考古関係資料など、栃木県立博物館には数多くの資料を所蔵しています。年に３回定期的に行われている企画展では、動植物化石や昆虫、漁師の暮らしなど、さまざまな切り口から栃木県の歴史・文化に親しめる企画が催されています。

住所：栃木県宇都宮市睦町2-2

宇都宮美術館

宇都宮美術館は、「憩いの場」と「芸術文化活動拠点」として市民に活用されることを目的として開館した美術館です。マグリット、シャガール、クレーといった20世紀を代表する芸術家の作品をはじめ、国内外の美術・デザイン作品を合わせると、所蔵品の数は約6,000点にものぼります。
宇都宮美術館では、美術だけでなく、「生活と美術」の観点から商業ポスターや家具、生活用品などのデザイン作品も展示しています。

住所：栃木県宇都宮市長岡町1077

栃木県子ども総合科学館

栃木県子ども総合科学館には、子どもが自ら科学への興味を持つように、飛行機やヘリコプターのシミュレーション体験、宇宙での船外活動機シミュレーター体験、テレビスタジオショーでの体験などさまざまな体験型の展示があります。また、館内には地球から見る天体の動きだけでなく、他の惑星から見た天体の動きも投影できるプラネタリムがあります。

住所：栃木県宇都宮市西川田町567

大谷資料館

大谷資料館は、大谷石採掘の歴史を学べる資料館です。大谷石とは、宇都宮市大谷町一帯から取れる紋岩質角礫凝灰岩の総称です。石材としての価値が高いことから江戸中期から昭和30年代まで採掘された歴史があり、資料館では手で堀っていたときの道具、そして採掘方法などを紹介しています。大谷資料館の見どころは、長年の採掘の結果、地下に生じた巨大な空間「大谷石地下採掘場跡」です。広さは約2万平方メートルもあり、野球場一つ分ほどの大きな空洞ができています。戦時中は秘密工場など軍需工場として使われていましたが、現在ではコンサートや美術展、地下の教会などに利用されています。

住所：栃木県宇都宮市大谷町909

上河内民俗資料館

上河内民俗資料館は、「郷土の民具や文化を一つでも多く保存し、伝承すること」を目的とした資料館です。展示品は生活で実際に使われていた民具を展示している「民具コーナー」、草取り機や脱穀機など米作りに関連した「農具コーナー」、宇都宮市指定無形文化財である宗円獅子舞や羽黒山神社の梵天祭りなどの写真が展示されている「民俗芸能コーナー」の3つのコーナーがあります。
常設展示のほか、上河内地区の各家庭で大切に保存されていた雛人形を集めて公開する「雛人形展」などの企画展も行われています。

住所：栃木県宇都宮市中里町198−2