関西空港駅から京都駅まで、指定席がある「関空特急はるか」を利用できます。運賃の合計は3,170円で、所要時間は1時間30分程です。1時間に約2本運行しています。
関西国際空港は羽田、成田に次いで国内で3番目に利用者の多い空港です。海上の人工島に作られた空港のため、24時間運用が可能という特徴があります。そのため国内線、国際線共に発着数が多く、国内外から多くの利用者が訪れます。羽田空港、成田空港と並んで日本を代表する国際拠点空港のひとつとなり、訪日客の利用も年々増加しています。関西国際空港は大阪市内へのアクセスが良くないというイメージがありますが、実際は電車やバスを使って1時間程度で大阪市内に移動できます。また、関西地方各地へのアクセスが良いため、主に観光客に人気の空港です。空港ターミナルも観光客向けの施設が多く、お土産ショップやレストランが充実しています。休日にはイベントも開催されるなど、空港自体がひとつの観光スポットとなっています。
伊丹空港から京都駅までの電車を利用した場合の所要時間は1時間25分程で、運賃は980円です。伊丹空港は、関西国際空港、神戸空港と並ぶ関西三空港のひとつです。正式名称は大阪国際空港ですが、関西国際空港に国際線機能が移転したため、現在では国内線の運航のみとなっています。大阪市内に抜群のアクセスを誇ることから、主にビジネス客に需要が高い空港です。一時は廃止も検討されたものの、その利便性の高さのおかげで依然として人気が高く、現在も日本有数の航空拠点として多くの路線が運航しています。
京都の観光情報
日本有数の観光地である古都京都には、世界的に有名な寺社仏閣が数多くあり、多くの観光客が訪れます。三条大橋から川の景色を眺めてみると、たもとに高山彦九郎の銅像があるなど、京都はどこへ行っても丁寧に見れば何かが見つかる土地です。
清水寺
京都の観光地で知らない人はいないであろう、清水寺。この清水寺という寺名は、音羽山中より今もなお途切れることなくこんこんと湧き、音羽の滝に流れる霊泉に由来しています。13平方メートルある境内には、国宝・重要文化財を含む15の伽藍が建ち並んでおり、そのほとんどが江戸初期に再建されたものです。1994(平成6年)にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」の一つとして登録されました。多くの観光客がお参りをする広い堂内には、数多くの仏像・凝った意匠の建具や絵馬など、そこここに歴史と信仰の深さを伝える拝観ポイントがたくさんあります。この清水寺は、錦雲渓の急な崖に、最長12メートルの巨大な欅の柱を並べ「懸造り」という手法で、針を一本も使わずに組み上げた木造建築です。一番の見所は、「清水の舞台」で有名な本堂。崖下からの高さが18mあるので、舞台から京都市内を一望することができます。周辺にある松原通と五条坂が交わったところにお店がたくさんあるので、拝観した後にぜひ立ち寄ってみてください。
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嵐山の観光情報
京都を代表する観光地である嵐山は清水寺や二条城がある京都市の西に位置します。嵐山散策は京都観光にはかかせない遊び方の一つで有名な観光地やアクティビティが数多くあります。その一つである渡月橋では季節によって桜や紅葉が彩る景色を愉しむことができます。月が橋を渡るという逸話を持つ、全長155mの橋です。嵯峨野トロッコ列車も有名で、レトロな見た目の機関車の車窓から見る景色には絶景の一言です。また、嵐山といえば竹林を思い浮かべる人も多いでしょう。無数の竹が360度全方位に広がる竹林は幻想的です。さらに嵐山の魅力は景勝地や観光地だけでなく、食べ歩きを楽しめるという点にもあります。全国コロッケコンクールで金賞を受賞した嵯峨野コロッケの「金賞コロッケ」、抹茶・湯葉・抹茶&湯葉の三種から選べる嵯峨とうふ 稲の「ソフトクリーム」、国際大会で3位に入賞した新八茶屋の「ジェラート」などの有名店が目白押しです。
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伏見稲荷大社
実は今、外国人に一番人気のある京都の神社はここ、伏見稲荷大社。年間を通して参拝者が多く、日本に3万社ある稲荷神を祀る神社(狐の狛犬がいる神社)の中で一番偉い位の神社でもあります。この狐は、よく稲荷神社の神様と思われがちですが実は違います。伏見稲荷神社の祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)といい、農業の神様と言われております。見所は、なんといっても長さ70メートルある千本鳥居。奥宮に向かう参道にあり、現世から神の坐す幽界への関門として建てられたそうです。鳥居の朱塗りは稲荷塗りと言われ、稲荷大神が楓を好んだこととも、破邪の呪力を示すものとも言われており、また、赤土の持つ生命力を表しているとも言われております。鳥居が続いている景色が日本を感じさせ、また拝観料が無料というのも人気の理由の一つでしょう。さらに、標高233メートルある稲荷山を登る「お山巡り」もすることができます。日常では見られない神秘的な景色をたっぷり見ることができるでしょう。
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錦市場商店街の観光情報
「京の台所」の二つ名を持つ全長390mの商店街です。その歴史は400年にも上り、今でも京都固有の食文化を反映している商店街です。買い出しに訪れる料理人から主婦まで老若男女に親しまれています。またそこで売られている食材・お惣菜も様々です。京料理でよく使用される高級食材「はも」を手軽に食せるように揚げて串でさした魚力の「はも天」や創業120年の惣菜店・井上佃煮店の風変わりな「チョコレートコロッケ」、タコの頭にうずらの卵を詰めた櫂の「たこたまご」など、実にユニークなお惣菜を味わうことができます。これらの口直しのデザートとしては麸嘉の「麩まんじゅう」や錦一葉の「京都宇治抹茶ポップソフト」などがオススメです。これらのその場で食べれるものだけでなく、お土産として購入し、後で味わえる品も数多くあります。特殊圧力製法で栗を焼いた京丹波の「焼きポン」、塩昆布に山椒と唐辛子を利かせて玉状にした京こんぶ 千波の「こんぶ玉」などがあります。